「内視鏡検査を受けよう！」Vol.3 胃がん・絶対に見逃してはいけない初期症状5選｜五良会クリニック白金高輪

「内視鏡検査を受けよう！」Vol.3 胃がん・絶対に見逃してはいけない初期症状5選

2024年1月15日
内視鏡,胃カメラ

胃がんは早期発見で治療すればほぼ治癒が可能です。

しかし胃がんは初期が症状が乏しいため、症状が出てきたときは進行している可能性があります。

胃がんはがん全体の死因3位と多くの方が罹患しますので、定期的に検査をすることをまずはおすすめします。

そのうえで「胃がん・絶対見逃してはいけない！！初期症状5選」についてお伝え致します。

＜胃がん＞　絶対に見逃してはいけない！！初期症状5選

①上腹部痛

胃がある部分、みぞおち部分に痛みがあらわれます。感じ方は人それぞれで、不快感、違和感、もたれているなど表現する方もいらっしゃいますが、最も多い症状です。

②食欲不振　吐き気　

胃は食べ物を消化する機能ですので、そこにがんができることで、脳は「胃にトラブル発生」と認識し、食欲不振や吐き気といったSOSを発信します。
食欲不振になる原因は胃がんだけでなく、薬やストレス、睡眠不足なども関係しています。

③体重減少　

①②の症状から、食欲がなくなり体重減少がおこります。進行するとがんが栄養を奪うため、体重ががんそのものによって減ることもあります。
ダイエットしているわけでないのに、体重が減るということは胃がんだけにかかわらず要注意です。

④黒色便　

胃にがんができると、がんは範囲を広げようと”新生血管”を作って栄養を奪おうとします。その”新生血管”はもろいため出血しやすく、そこから出血された血液は、腸を通って時間をかけて出てくるため、赤くはなく黒い便となり排出されます。

鉄剤を服用した時や、イカスミパスタのような黒い食べ物を食べた時でも出てくる便ですが、そういうことがないのに黒い便が出るときは、早めにご受診下さい。出血が多いと貧血になることもあります。

⑤食べ物が飲み込みづらくなる

噴門部（胃の入り口）から胃の上部にがんができると、食べ物が通過しづらく、飲み込みづらくなります。

また、胃は収縮して食べ物をお粥状にしていきますが、がんが大きくなると胃の収縮ができなくなるため、消化ができずお腹がすぐ一杯になるとおっしゃる方もいらっしゃいます。

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上記の症状が少しでもあてはまる方は、直ぐに医療機関をご受診下さい。

胃カメラは、当院は当日でも可能です（予約状況によっては不可のこともございます）

7時間以上食事をとらず、胃の中が空っぽであれば検査はできますので、まずはお電話にてお問合せ下さい。（03-6432-5353）

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「胃がん」の原因はまだはっきりと判明されていませんが、がんの発症リスクを上昇させる要因は判明しています。

胃がんのリスク因子をもともと持っている方は、検査しても胃がんの確立が高くなる傾向があります。