花粉症・舌下免疫療法|スギ・ヒノキ花粉症の診断と治療|港区の内科|五良会クリニック白金高輪|土曜・日曜も診療

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花粉症・舌下免疫療法

花粉症・舌下免疫療法|スギ・ヒノキ花粉症の診断と治療|港区の内科|五良会クリニック白金高輪|土曜・日曜も診療

花粉症とは

花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で起こるアレルギー性疾患です。正式には「季節性アレルギー性鼻炎」と呼ばれ、日本人の約40%(推定4,000万人以上)が罹患しているとされる「国民病」です。

花粉が鼻や目の粘膜に付着すると、体の免疫システムがこれを「異物」と認識し、排除しようとして過剰に反応します。この反応により、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった症状が引き起こされます。

当院の花粉症治療の特徴

  • 日本アレルギー学会専門医監修による診療
  • View39(39項目アレルギー検査)で原因花粉を特定
  • 舌下免疫療法(シダキュア・ミティキュア)で根本治療
  • 重症例にはゾレア(オマリズマブ)注射に対応
  • 土曜・日曜・祝日も診療(10:00〜15:00)
  • オンライン診療で薬の処方も可能

花粉カレンダー

花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で起こるアレルギー性疾患です。正式には「季節性アレルギー性鼻炎」と呼ばれ、日本人の約40%(推定4,000万人以上)が罹患しているとされる「国民病」です。

花粉が鼻や目の粘膜に付着すると、体の免疫システムがこれを「異物」と認識し、排除しようとして過剰に反応します。この反応により、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった症状が引き起こされます。

当院の花粉症治療の特徴

  • 日本アレルギー学会専門医監修による診療
  • View39(39項目アレルギー検査)で原因花粉を特定
  • 舌下免疫療法(シダキュア・ミティキュア)で根本治療
  • 重症例にはゾレア(オマリズマブ)注射に対応
  • 土曜・日曜・祝日も診療(10:00〜15:00)
  • オンライン診療で薬の処方も可能

花粉カレンダー(東京・関東地方)

花粉症の原因となる植物は、スギ・ヒノキだけではありません。以下のカレンダーで、主な花粉の飛散時期をご確認ください。

花粉 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
スギ
ヒノキ
ハンノキ
イネ科
ブタクサ
ヨモギ

●:飛散ピーク ○:飛散多い △:飛散少量 ※気象条件により変動します。

スギ・ヒノキ花粉症の方へ

スギ花粉は2月〜4月、ヒノキ花粉は3月〜5月がピークです。両方に反応する方は、2月〜5月の長期間にわたって症状が続きます。スギとヒノキは花粉の構造が似ているため、スギ花粉症の方の約70%がヒノキ花粉にも反応するといわれています。

花粉症の症状

鼻の症状(アレルギー性鼻炎)

症状 特徴
くしゃみ 連続して何度も出る。朝起きた時に特にひどい(モーニングアタック)
鼻水 水のようにサラサラ。透明で大量に出る
鼻づまり 鼻粘膜が腫れて空気が通りにくくなる。口呼吸になりやすい
鼻のかゆみ 鼻の中がムズムズする

目の症状(アレルギー性結膜炎)

症状 特徴
目のかゆみ 最も多い症状。こすると悪化する
充血 白目が赤くなる
涙が止まらない
異物感 目がゴロゴロする

その他の症状

  • のどの症状:のどがイガイガする、咳が出る
  • 皮膚の症状:顔や首がかゆい、肌荒れ
  • 全身症状:頭がぼーっとする、集中力低下、倦怠感、睡眠障害
  • 口腔アレルギー症候群(OAS):特定の果物や野菜を食べると口の中がかゆくなる

花粉-食物アレルギー症候群(PFAS)

花粉症の方の中には、特定の果物や野菜を食べると口や喉がかゆくなる方がいます。これは花粉と果物・野菜のタンパク質の構造が似ているために起こる「交差反応」です。

花粉 交差反応を起こしやすい食物
スギ・ヒノキ トマト
シラカンバ・ハンノキ リンゴ、モモ、サクランボ、ナシ、大豆(豆乳)
イネ科 メロン、スイカ、トマト、オレンジ
ブタクサ メロン、スイカ、キュウリ、バナナ

検査について

花粉症の診断には、問診と検査を組み合わせて行います。原因となる花粉を特定することで、適切な治療や対策が可能になります。

血液検査

検査名 内容 結果判明
View39
(39項目アレルギー検査)
1回の採血で39種類のアレルゲン(吸入系19項目+食物系20項目)に対する反応を調べます。花粉だけでなく、ダニ・ハウスダストなども同時に検査できます。 約1週間
特異的IgE抗体検査 特定の花粉(スギ、ヒノキ、ブタクサなど)に対するIgE抗体の量を個別に測定します。 約1週間
総IgE検査 血液中のIgE抗体の総量を測定します。アレルギー体質の評価に用います。 約1週間

View39で調べられる花粉(吸入系アレルゲン)

分類 項目
樹木花粉 スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ
イネ科花粉 カモガヤ、オオアワガエリ
雑草花粉 ブタクサ、ヨモギ
その他(通年性) ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト、ネコ、イヌ、ゴキブリ、ガ、カビ類など

治療方法

花粉症の治療は、大きく「対症療法」と「根本治療」に分けられます。症状の程度やライフスタイルに合わせて、最適な治療法をご提案します。

1. 対症療法(薬物療法)

症状を抑えるための治療です。花粉シーズン中に使用します。

薬剤分類 主な薬剤 効果・特徴
第二世代
抗ヒスタミン薬
ビラノア、デザレックス、ルパフィン、アレグラなど くしゃみ、鼻水、目のかゆみに効果的。眠気が少ない
点鼻ステロイド薬 アラミスト、ナゾネックス、エリザスなど 鼻づまりに特に効果的。局所作用のため全身への影響が少ない
抗ロイコトリエン薬 シングレア、キプレス、オノンなど 鼻づまりに効果的。喘息を合併している方にも有用
点眼薬 パタノール、アレジオン、フルメトロンなど 目のかゆみ、充血に効果的
漢方薬 小青竜湯、麻黄附子細辛湯など 水様性鼻水、くしゃみに効果的。西洋薬との併用も可能

2. 根本治療(アレルゲン免疫療法)

アレルギーの原因物質(アレルゲン)を少量ずつ投与し、体を慣らしていく治療法です。唯一の「根本治療」であり、長期的な効果が期待できます。

詳細は次のセクション「舌下免疫療法(SLIT)」をご覧ください。

3. 重症花粉症に対する注射療法(ゾレア)

従来の薬物療法で十分な効果が得られない重症のスギ花粉症に対して、オマリズマブ(ゾレア)という注射薬が保険適用となっています。

項目 内容
対象 既存治療で効果不十分な重症スギ花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)
投与条件 ・スギ花粉特異的IgE抗体がクラス3以上
・抗ヒスタミン薬とステロイド点鼻薬を使用しても症状がコントロールできない
投与方法 2週間または4週間ごとに皮下注射
投与期間 スギ花粉飛散時期(約2〜4ヶ月間)
費用 体重・総IgE値により投与量が決まるため、個人差あり(保険適用3割負担で月1〜4万円程度)

舌下免疫療法(SLIT)

舌下免疫療法とは

舌下免疫療法(SLIT:Sublingual Immunotherapy)は、アレルギーの原因物質(アレルゲン)を含む薬を舌の下に置いて服用することで、体の免疫システムを徐々に慣らしていく治療法です。

毎日少量のアレルゲンを投与し続けることで、アレルギー反応を根本から改善することが期待できます。治療には3〜5年の継続が必要ですが、治療終了後も長期間にわたって効果が持続します。

当院で対応している舌下免疫療法

薬剤名 対象アレルゲン 対象年齢 開始時期
シダキュア スギ花粉 5歳以上 6月〜12月(花粉飛散時期を避ける)
ミティキュア ダニ 5歳以上 通年可能
アシテア ダニ 12歳以上 通年可能

治療の流れ

1診察・検査
問診と血液検査(特異的IgE抗体検査)を行い、スギ花粉またはダニに対するアレルギーがあることを確認します。

2初回投与(院内)
初回は院内で投与し、30分間経過観察を行います。副作用(口のかゆみ、腫れなど)がないことを確認します。

3自宅での毎日の服用
2回目以降は、毎日ご自宅で服用していただきます。1日1回、舌の下に薬を置き、1〜2分間保持してから飲み込みます。

4定期通院
月1回程度の通院で、効果や副作用を確認しながら治療を継続します。

5治療終了(3〜5年後)
3〜5年間の治療を終えると、治療終了後も長期間にわたって効果が持続することが期待できます。

期待できる効果

  • くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみの軽減
  • 花粉症の薬の使用量の減少
  • QOL(生活の質)の改善
  • 新たなアレルギー発症の予防
  • 気管支喘息への進展予防

効果について

効果には個人差があります。約70〜80%の方に効果が認められています。

注意事項・副作用

主な副作用 頻度 対応
口の中のかゆみ、腫れ、違和感 比較的多い 多くは軽度で、継続とともに軽減
のどのかゆみ、イガイガ感 比較的多い 多くは軽度
耳のかゆみ 時々 自然に軽減することが多い
アナフィラキシー まれ 投与後30分以内に症状が出た場合は直ちに医療機関へ

舌下免疫療法を受けられない方

  • 重症の気管支喘息の方
  • 悪性腫瘍や自己免疫疾患の治療中の方
  • β遮断薬を服用中の方
  • 妊娠中の方(治療中に妊娠した場合は継続可能)
  • 5歳未満のお子様

初期治療法のすすめ

「初期療法」とは、花粉が本格的に飛散する前から薬を服用し始める治療法です。花粉シーズン中の症状を軽減する効果があり、ガイドラインでも推奨されています。

初期療法のメリット

  • 花粉シーズン中の症状が軽くなる
  • 症状のピークを抑えられる
  • 使用する薬の量を減らせる場合がある
  • 症状がひどくなってから治療するより効果的

初期療法の開始時期

花粉 飛散開始 初期療法開始の目安
スギ花粉 2月上旬〜 1月下旬〜2月上旬
ヒノキ花粉 3月中旬〜 3月上旬(スギと連続する場合は継続)
イネ科花粉 5月頃〜 4月中旬〜下旬
ブタクサ花粉 8月下旬〜 8月上旬〜中旬

スギ花粉症の方へ

スギ花粉症の方は、1月下旬〜2月上旬に受診されることをおすすめします。当院は土日祝も診療していますので、平日お忙しい方もお気軽にご来院ください。

日常生活での対策

薬物療法と合わせて、日常生活での花粉対策を行うことで、症状をより効果的にコントロールできます。

外出時の対策

  • マスクの着用:花粉の吸入を防ぎます。不織布マスクが効果的です。
  • メガネ・ゴーグルの着用:目への花粉の付着を防ぎます。花粉症用メガネも有効です。
  • 花粉の付きにくい服装:表面がツルツルした素材(ナイロン、ポリエステルなど)を選ぶ。ウールやフリースは花粉が付きやすい。
  • 帽子の着用:髪への花粉の付着を防ぎます。
  • 外出する時間帯の工夫:花粉飛散量は昼前後と夕方に多くなる傾向があります。

帰宅時の対策

  • 玄関前で花粉を払う:衣服や髪に付いた花粉を室内に持ち込まない。
  • 手洗い・うがい・洗顔:顔や手に付いた花粉を洗い流します。
  • すぐに着替える:外出着は寝室に持ち込まない。
  • 入浴・シャンプー:髪に付いた花粉を洗い流します。

室内の対策

  • 窓・戸を閉める:花粉飛散量の多い日は特に注意。
  • 洗濯物は室内干し:外干しすると花粉が付着します。
  • 空気清浄機の使用:HEPAフィルター搭載のものが効果的。
  • こまめな掃除:床に落ちた花粉を除去。掃除機と水拭きの併用がおすすめ。
  • 布団は外干ししない:布団乾燥機や室内干しを利用。

費用の目安

花粉症の診療は、原則として保険適用です。以下は3割負担の場合の目安です。

初診時

項目 費用目安(3割負担)
初診料 約850円
View39(39項目アレルギー検査) 約5,000円
処方箋料 約200円
合計 約6,000円〜

再診時(薬の処方のみ)

項目 費用目安(3割負担)
再診料 約220円
処方箋料 約200円
合計 約420円〜

※別途、薬局での薬代がかかります。

舌下免疫療法

項目 費用目安(3割負担)
診察料+処方箋料(月1回) 約500〜1,000円
シダキュア(約1ヶ月分) 約1,500〜2,000円
ミティキュア(約1ヶ月分) 約2,000〜2,500円
月額合計 約2,000〜3,500円程度

お支払い方法

現金、クレジットカード、PayPay、交通系ICカードに対応しています。

よくあるご質問

Q. 花粉症かどうか、検査で確認できますか?

A. はい、血液検査(View39や特異的IgE抗体検査)で、どの花粉に反応しているか調べることができます。「風邪かと思っていたら花粉症だった」というケースもありますので、毎年同じ時期に症状が出る方は検査をおすすめします。

Q. 花粉症の薬は眠くなりますか?

A. 現在主流の「第二世代抗ヒスタミン薬」は、眠気の副作用が大幅に軽減されています。特にビラノア、デザレックス、アレグラなどは眠気が出にくいとされています。お仕事や運転に支障がないよう、患者様のライフスタイルに合わせた薬を選択いたします。

Q. 花粉症は何歳から発症しますか?

A. 花粉症は何歳でも発症する可能性があります。近年は低年齢化が進み、小学生や幼児での発症も増えています。また、大人になってから突然発症するケースも珍しくありません。

Q. 子どもでも舌下免疫療法は受けられますか?

A. はい、シダキュア(スギ花粉)とミティキュア(ダニ)は5歳から、アシテア(ダニ)は12歳から治療を開始できます。小児期から治療を始めることで、新たなアレルギーの発症や喘息への進展を予防する効果も期待できます。

Q. 舌下免疫療法はスギ花粉の時期に始められますか?

A. スギ花粉に対する舌下免疫療法(シダキュア)は、花粉飛散時期(1月〜5月頃)を避けて開始する必要があります。6月〜12月に開始するのが一般的です。来シーズンに向けて治療を始めたい方は、早めにご相談ください。

Q. 舌下免疫療法とゾレア注射、どちらがいいですか?

A. 治療の目的が異なります。舌下免疫療法は3〜5年かけて体質改善を目指す「根本治療」で、治療終了後も効果が持続します。ゾレアは花粉シーズン中の重症症状を速やかに抑える「対症療法」です。舌下免疫療法を行いながら、症状が強い時期だけゾレアを併用することも可能です。

Q. 妊娠中でも花粉症の薬は飲めますか?

A. 妊娠中の薬の使用については慎重な判断が必要です。点鼻ステロイド薬や一部の抗ヒスタミン薬は、比較的安全に使用できるとされています。妊娠中・授乳中の方は、必ず医師にご相談ください。

Q. オンライン診療で花粉症の薬をもらえますか?

A. はい、当院ではオンライン診療にも対応しています。症状が安定している方や、同じ薬の継続処方を希望される方は、ご自宅から受診いただけます。処方箋はご自宅近くの薬局にFAXすることも可能です。

Q. 土日でも診察してもらえますか?

A. はい、土曜・日曜・祝日も10:00〜15:00で診療しております。平日お忙しい方も、お気軽にご来院ください。

Q. 予約なしでも診てもらえますか?

A. はい、予約なしでも受診いただけます。ただし、ご予約の方が優先となりますので、待ち時間短縮のためにLINE予約をおすすめしています。

花粉症でお悩みの方、舌下免疫療法に興味がある方は、お気軽にご相談ください。
症状や生活スタイルに合わせた治療をご提案いたします。

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お電話でのご予約:03-6432-5353

参考文献 / References

  • 日本アレルギー学会「鼻アレルギー診療ガイドライン2024」
  • Bousquet J, et al. Allergic Rhinitis and its Impact on Asthma (ARIA) guidelines, 2020.
  • 日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー感染症学会「舌下免疫療法の手引き」
  • 厚生労働省「花粉症環境保健マニュアル」