消化器内科(肝胆膵)
消化器内科(肝胆膵)
📋 このページは「肝臓・膵臓・胆のう/胆管」の専門ページです
五良会クリニック白金高輪の消化器内科では、胃カメラ・大腸カメラに加えて、肝臓(脂肪肝・MASLD/MASH・肝機能異常)、膵臓(膵炎・膵嚢胞・IPMN・膵がんリスク)、胆のう・胆管(胆石・胆のうポリープ)といった「消化管以外の臓器」の精査・治療にも力を入れています。本ページはこれら肝胆膵領域を深掘りした内容です。
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☛ お電話でのお問い合わせ・ご予約は 03-6432-5353(平日 10:00〜13:00 / 14:30〜19:00、土日祝 10:00〜15:00、火曜休診)
「健康診断で肝機能(AST・ALT・γ-GTP)の異常を指摘されたけれど放置している」「腹部エコーで脂肪肝と言われた」「膵嚢胞(IPMN)が偶然見つかったが何科に行けばよいかわからない」「胆のうポリープが見つかり経過観察と言われたが不安」――こうしたお悩みで来院される方は少なくありません。
五良会クリニック白金高輪の消化器内科(肝胆膵)では、消化器内視鏡専門医と日本糖尿病協会登録医の知見を組み合わせ、健診で指摘された肝胆膵領域の異常を一気通貫で精査します。腹部超音波検査(腹部エコー)、各種血液検査(肝機能・腫瘍マーカー・肝線維化マーカー)を院内で施行し、必要時は虎の門病院・がん研有明病院など連携病院と速やかに連絡をとります。
消化器内科は食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆のう/胆管・膵臓に関わる病気を専門に扱う診療科です。当院の消化器内科は、大きく分けて3つの柱で構成しています。
| 領域 | 主な対象疾患 | 該当ページ |
|---|---|---|
| 上部消化管(食道・胃・十二指腸) | 逆流性食道炎、胃炎、胃潰瘍、ピロリ菌、胃がん、食道がん | 胃カメラ専門ページ |
| 下部消化管(大腸) | 大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、便潜血陽性精査 | 大腸カメラ専門ページ |
| 肝・胆・膵(本ページ) | 脂肪肝(MASLD/MASH)、肝機能異常、肝硬変、肝がん、膵嚢胞・IPMN、膵がん、胆石、胆のうポリープ、胆管炎 | 本ページで解説 |
五良会クリニック白金高輪 消化器内科(肝胆膵)の5つの特徴
以下のような症状や健診結果に該当する方は、お早めに消化器内科(肝胆膵)の受診をご検討ください。
⚠️ 肝胆膵の病気は自覚症状が出にくい
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、肝硬変まで進行しても症状が出にくいことがあります。膵がんも早期では無症状のことが多く、健診や人間ドックでの偶発的な異常をきっかけに早期発見へつなげることが重要です。
肝臓の病気は症状が出にくいため、健診の肝機能(AST・ALT・γ-GTP)異常や腹部エコーの脂肪肝指摘が受診のきっかけになることがほとんどです。なかでも近年もっとも注目されているのが、新しい病名となったMASLD(マッスルド)/MASH(マッシュ)です。
2024年8月、日本消化器病学会と日本肝臓学会から、これまで使われてきたNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)・NASH(非アルコール性脂肪肝炎)の名称を、国際的な動向にあわせてMASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)・MASH(代謝機能障害関連脂肪肝炎)に変更することが公式に発表されました。
変更の主な理由は、「肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧などの代謝異常を基盤としている」という疾患の本質を病名に反映するためです。さらに、「2026年版 MASLD診療ガイドライン(改訂第3版)」も発刊され、診療現場では新しい病名と最新の知見にもとづいた診療が進められています。
MASLDの診断基準(簡略)
脂肪肝は「肝臓に脂肪がたまっているだけ」と軽く考えられがちですが、放置すると肝臓の炎症(MASH)→ 肝線維化 → 肝硬変 → 肝がんと進行することがあります。日本ではB型・C型肝炎ウイルスの治療が大きく進んだ結果、MASLD/MASHを背景とした肝がんの割合が相対的に増加していることが報告されています。
当院では、健診で脂肪肝・肝機能異常を指摘された方に対し、腹部エコーによる肝臓の脂肪化評価と、血液検査による肝線維化マーカー(FIB-4 index、M2BPGi など)を組み合わせ、「経過観察でよい方」「肝臓専門医への紹介が必要な方」を見極めます。
肝機能異常は脂肪肝以外にも様々な原因で起こります。当院では初診時の血液検査で網羅的に原因をスクリーニングします。
| 疑う病気 | 主な検査項目 |
|---|---|
| B型肝炎・C型肝炎 | HBs抗原、HCV抗体(健診で過去に未確認の方は要検査) |
| アルコール性肝障害 | 飲酒歴聴取、γ-GTP、MCV、ALDH2遺伝子型(SNP検査で評価可) |
| 自己免疫性肝炎・原発性胆汁性胆管炎 | 抗核抗体、抗ミトコンドリア抗体(M2抗体)、IgG、IgM |
| 薬剤性肝障害 | 服薬歴・サプリメント歴の詳細な聴取 |
| 肝細胞がん・転移性肝がん | 腹部エコー、AFP、PIVKA-II、CT/MRI(連携病院) |
膵臓は胃の裏側に位置するため、症状が出にくく、画像検査でも見つけづらい臓器です。膵がんは早期発見が難しいがんの代表とされますが、近年は膵嚢胞性病変(IPMN など)を持つ方が膵がんの高リスク群として注目され、定期的な経過観察により早期発見につながる例が増えています。
IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)は、膵管の中に粘液を産生する腫瘍ができる病気で、健診の腹部エコー・CT・MRIで偶然見つかることが増えています。そのもの自体ががんになる可能性に加え、膵臓の他の場所に通常型膵がんが発生するリスクも高いことが知られており、定期的な経過観察が大切です。
国際的には、「エビデンスに基づくIPMN国際診療ガイドライン2024年版(京都ガイドライン)」が新しい指針として公表されました。従来の福岡基準(2017年版)からの改訂点として、「経過観察の終了(中止)オプション」が追加されたことが大きな話題となっています。
京都ガイドライン2024:IPMN経過観察の主な目安
※ 個別の方針は嚢胞のサイズ・形状・主膵管径・症状・年齢・併存疾患を総合的に判断します。診察時にご説明します。
急性膵炎は強い上腹部痛・背中の痛み・嘔吐が典型的な症状で、原因の多くはアルコール多飲または胆石です。重症化すると命に関わるため、強い腹痛が続く場合はすぐに救急受診が必要です。慢性膵炎は長年のアルコール多飲などにより膵臓の機能が徐々に低下する病気で、糖尿病や脂肪便、体重減少を伴うことがあります。
膵がんは予後の厳しいがんの一つですが、1〜2cm以下のごく早期で発見できれば手術による根治が期待できます。以下のような「膵がん家族歴・既往歴のある方」は、定期的な腹部エコー・血液検査でのフォローを推奨します。
胆石症は腹部エコーで偶然発見されることが多く、無症状の方は基本的に経過観察でかまいません。一方で、右上腹部痛・背中への放散痛・発熱・黄疸などの症状がある場合(胆のう炎・胆管炎)は、緊急性が高いため速やかに外科的治療や入院加療の検討が必要です。
当院では、胆石症の方に対し、食事・脂肪摂取の指導と定期的な腹部エコーでフォローします。胆のう炎発作の既往がある方や、症状が出現した方には、ただちに連携病院の外科(腹腔鏡下胆のう摘出術)にご紹介します。
胆のうポリープの約90%は良性のコレステロールポリープで、ほとんど変化しないため定期的な経過観察で十分です。日本胆道学会の指針に沿って、当院では以下のサイズ別管理を行います。
| ポリープのサイズ | 当院での基本方針 |
|---|---|
| 5mm以下 | 年1回の腹部エコーで経過観察 |
| 6〜9mm | 半年後に再エコー → 安定なら年1回。悪性リスク因子(広基性・急速増大・有症状・高齢など)あれば連携病院での精査検討 |
| 10mm以上 | 胆のう摘出術の対象。連携病院の外科にご紹介 |
| サイズに関わらず広基性・増大傾向 | 悪性を疑う所見として精査・手術検討 |
⚠️ 「経過観察」と言われたら定期的なエコーを忘れずに
胆のうポリープ・胆石・膵嚢胞は、「経過観察」とされたまま受診が途切れてしまう方が少なくありません。当院では受診歴を記録し、次回の腹部エコーのご案内もお伝えしますので、お気軽にご相談ください。
腹部超音波検査(腹部エコー)は、放射線被ばくがなく、痛みもない非侵襲的な画像検査です。肝臓・胆のう・胆管・膵臓・腎臓・脾臓・腹部大動脈を一度にスクリーニングできるため、当院消化器内科(肝胆膵)診療の中核となる検査です。
| STEP 1 | ご予約・事前確認 当日の朝食を抜いてご来院いただきます(胆のう収縮を防ぐため)。お水・お茶は少量なら可です。 |
| STEP 2 | 検査本番(10〜15分) ベッドに仰向けになっていただき、お腹にゼリーをつけてプローブで観察します。痛みはありません。 |
| STEP 3 | 結果説明(同日) 当日のうちに医師が画像を見ながらご説明します。連携病院でのCT・MRI(MRCP)・EUSが必要な場合は紹介状を作成します。 |
当院では肝胆膵領域の評価に必要な血液検査を院内で実施しています。腹部エコーと組み合わせることで、より精度の高い評価が可能になります。
| 検査項目 | 主な目的 |
|---|---|
| 肝機能(AST・ALT・γ-GTP・ALP・LDH・ビリルビン) | 肝臓・胆道の炎症や障害を評価 |
| 肝炎ウイルス(HBs抗原・HCV抗体) | B型・C型肝炎の確認 |
| 肝線維化マーカー(FIB-4 index、M2BPGi、APRI) | 脂肪肝・MASLDの肝線維化進行度を評価 |
| AFP・PIVKA-II | 肝細胞がんの腫瘍マーカー |
| CA19-9 | 膵がん・胆道がんの腫瘍マーカー |
| CEA | 消化管がん・肺がんなど広範な悪性腫瘍のスクリーニング |
| アミラーゼ・リパーゼ | 急性膵炎・慢性膵炎の評価 |
| HbA1c・空腹時血糖 | 脂肪肝の代謝因子評価、糖尿病の合併確認 |
FIB-4 indexで分かること
FIB-4 indexは年齢・AST・ALT・血小板数から算出する肝線維化の簡易スコアで、追加採血なしに評価できます。脂肪肝・MASLDの方の肝硬変・肝がんリスクを見積もるうえで、最新のMASLDガイドラインでも初期評価として推奨されています。
当院では肝胆膵領域に加えて、消化管領域の胃カメラ・大腸カメラにも力を入れています。富士フイルム最新内視鏡システム「ELUXEO 7000」+AI診断支援機能「CAD EYE」を導入し、鎮静剤対応で苦痛の少ない検査が可能です。土曜・日曜・祝日も検査を行っています。
胃カメラ・大腸カメラそれぞれの詳細・検査の流れ・費用・予約方法は、専門ページに詳しく記載していますのでご覧ください。
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理事長 五藤 良将
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| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10:00〜13:00 | ○ | 休 | ○ | ○ | ○ | 10:00 〜 15:00 |
10:00 〜 15:00 |
| 14:30〜19:00 | ○ | ○ | ○ | ○ |
休診日:火曜日/土・日・祝は10:00〜15:00(最終受付14:30)
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