禁煙外来|白金高輪の内科|五良会クリニック白金高輪|土曜・日曜も診療

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禁煙外来

禁煙外来|白金高輪の内科|五良会クリニック白金高輪|土曜・日曜も診療

禁煙外来とは

禁煙外来は、医師の指導のもと、禁煙補助薬を使用しながら12週間かけて禁煙を目指す専門外来です。喫煙習慣は「ニコチン依存症」という病気であり、意志の力だけで克服するのは非常に困難です。禁煙外来では、薬の力と医療者のサポートを組み合わせることで、禁煙成功率を大幅に高めることができます。

当院の禁煙外来の特徴
・チャンピックス(内服薬)処方再開
・土曜・日曜・祝日も診療で通院しやすい
・保険適用で負担軽減(3割負担で約13,000〜20,000円/12週間)
・一人ひとりに寄り添った禁煙サポート
・オンライン診療にも対応
こんな方におすすめです
・何度も禁煙に挑戦したが失敗してしまった
・意志の力だけでは禁煙できる自信がない
・健康診断で禁煙を勧められた
・家族のために受動喫煙をなくしたい
・たばこ代の節約をしたい
・チャンピックスが再開したと聞いて禁煙を始めたい

当院の理事長は、「喫煙者は頑張り屋さん」だと考えています。仕事で気合を入れるためにたばこで目を覚ましたり、疲れた合間に一服してすぐ仕事に復帰したり。何度も禁煙にチャレンジしては失敗し、自己嫌悪に陥っている方も多いと思います。禁煙外来は、そんな頑張り屋さんの禁煙成功をサポートする場所です。

たばこの害

たばこには4,000種類以上の化学物質が含まれ、そのうち約70種類が発がん性物質です。喫煙は様々な病気のリスクを高め、寿命を約10年短くするとされています。

喫煙が引き起こす主な病気

分類 主な疾患
がん 肺がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がん、胃がん、膵臓がん、膀胱がん、子宮頸がんなど
呼吸器疾患 COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気管支喘息の悪化、肺炎
循環器疾患 心筋梗塞、狭心症、脳卒中、大動脈瘤、末梢動脈疾患
その他 糖尿病、歯周病、胃潰瘍、骨粗鬆症、ED(勃起不全)、不妊、早産

受動喫煙の害

たばこの煙は、喫煙者本人だけでなく、周囲の方の健康も害します。副流煙(たばこの先から立ち上る煙)は、主流煙(喫煙者が吸い込む煙)よりも有害物質の濃度が高いことが分かっています。

受動喫煙による健康被害

・肺がんリスク 約1.3倍
・虚血性心疾患リスク 約1.3倍
・乳幼児突然死症候群(SIDS)リスク 約4.7倍
・子どもの気管支喘息、中耳炎

加熱式たばこ・電子たばこについて

「加熱式たばこは害が少ない」と思われがちですが、これは誤解です。

加熱式たばこにもニコチンや発がん性物質が含まれており、健康被害のリスクがあります。米国食品医薬品局(FDA)や米国疾病管理予防センター(CDC)も、電子たばこによる重篤な肺障害や死亡例を報告しています。

「紙巻きたばこから加熱式たばこへの切り替え」は禁煙ではありません。完全な禁煙をお勧めします。

禁煙治療薬

禁煙外来で使用する禁煙補助薬には、内服薬(チャンピックス)と貼り薬(ニコチンパッチ)があります。当院では2025年10月より、長らく出荷停止となっていたチャンピックスの処方を再開いたしました。

チャンピックス処方再開のお知らせ

禁煙治療薬「チャンピックス」は、製造過程で検出された不純物の問題により、2021年6月から出荷が停止されていました。製造方法の見直しと品質基準の改善を経て、2025年10月30日より出荷が再開されました。

チャンピックスはニコチンパッチよりも高い禁煙成功率が報告されており、「チャンピックスが再開されたら禁煙したい」と待っていた方も多いのではないでしょうか。この機会にぜひ禁煙に挑戦しましょう。

チャンピックス(バレニクリン)内服薬

作用のしくみ
チャンピックスは、ニコチンを含まない画期的な禁煙補助薬です。脳内のニコチン受容体に作用し、2つの効果で禁煙をサポートします。

離脱症状の軽減 ニコチン受容体を軽く刺激し、少量のドーパミンを放出させることで、禁煙時のイライラ・集中力低下・落ち着かない等の離脱症状を和らげます。
喫煙の満足感を抑制 ニコチン受容体をブロックすることで、たばこを吸っても「おいしい」「ホッとする」という満足感を感じにくくなります。

チャンピックスの特徴

・禁煙成功率が高い(ニコチンパッチの約1.5倍)
・1日2回の内服で済む
・ニコチンを含まないため安全性が高い
・保険適用で処方可能

服用スケジュール

期間 用量 備考
1〜3日目 0.5mg 1日1回 この期間は喫煙可
4〜7日目 0.5mg 1日2回 この期間は喫煙可
8日目〜12週目 1mg 1日2回 8日目から禁煙開始

主な副作用
吐き気(約12%)、便秘、不眠、頭痛などがあります。吐き気は内服初期に多く見られますが、多くは軽度で、継続するうちに軽減します。

こんな方におすすめ

・ニコチン依存度が高い方(1日20本以上吸う方)
・過去にニコチンパッチで失敗した方
・「吸いたい」という欲求が強い方

ニコチンパッチ(ニコチネルTTS)貼り薬

作用のしくみ
皮膚からニコチンを吸収させることで、禁煙時の離脱症状を和らげます。たばこを吸わなくても体内にニコチンが補給されるため、禁煙によるイライラや集中力低下を軽減できます。

ニコチンパッチの特徴

・1日1回貼るだけで簡単
・内服薬が苦手な方に適している
・保険適用で処方可能
・市販薬(ニコチネルパッチ)もあるが、医療用は高用量から開始可能

使用スケジュール

期間 製剤 備考
1〜4週目 ニコチネルTTS 30 高用量
5〜6週目 ニコチネルTTS 20 中用量
7〜8週目 ニコチネルTTS 10 低用量

主な副作用
貼付部位のかゆみ、発赤、不眠などがあります。貼る場所を毎日変えることで、皮膚トラブルを軽減できます。

こんな方におすすめ

・内服薬が苦手な方
・チャンピックスの副作用が心配な方
・精神疾患の既往がある方

チャンピックスとニコチンパッチの比較

チャンピックス ニコチンパッチ
タイプ 内服薬(1日2回) 貼り薬(1日1回)
ニコチン含有 含まない 含む
禁煙成功率 約65% 約40〜50%
治療期間 12週間 8週間
主な副作用 吐き気、便秘、不眠 皮膚のかゆみ、発赤

保険適用の条件

禁煙治療は、一定の条件を満たすことで健康保険が適用されます。

保険適用の3つの条件

条件1:ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)が5点以上
10項目の質問に回答し、5点以上でニコチン依存症と診断されます。
条件2:ブリンクマン指数が200以上(35歳以上の方のみ)
ブリンクマン指数 = 1日の喫煙本数 × 喫煙年数
(例)1日20本 × 10年 = 200
※35歳未満の方は、この条件は不要です。
条件3:直ちに禁煙を希望し、禁煙治療を受けることに文書で同意
禁煙治療の内容について説明を受け、同意書に署名していただきます。
再治療について
過去に保険で禁煙治療を受けたことがある方は、前回の治療開始日から1年以上経過していれば、再び保険適用で治療を受けることができます。1年未満の場合は自費診療となります。

ニコチン依存症スクリーニングテスト(TDS)

以下の10項目について「はい」(1点)または「いいえ」(0点)でお答えください。合計5点以上でニコチン依存症と診断されます。

No. 質問内容
1 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くたばこを吸ってしまうことがありましたか
2 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか
3 禁煙や本数を減らそうとしたときに、たばこが欲しくて欲しくてたまらなくなることがありましたか
4 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手の震え、食欲増加などがありましたか
5 4の症状を消すために、またたばこを吸い始めることがありましたか
6 重い病気にかかったときに、たばこはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか
7 たばこのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか
8 たばこのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか
9 自分はたばこに依存していると感じることがありましたか
10 たばこが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか
保険適用にならない場合でも
条件を満たさない場合でも、自費診療で禁煙治療を受けることが可能です。お気軽にご相談ください。

治療の流れ

禁煙治療は、12週間にわたり計5回の診察を行います。

初回:治療開始
・ニコチン依存度のチェック(TDS)
・呼気一酸化炭素濃度の測定
・禁煙治療の説明と同意
・禁煙開始日の設定
・禁煙補助薬の処方
2回目(2週間後)
・禁煙状況の確認
・呼気一酸化炭素濃度の測定
・副作用の有無の確認
・禁煙補助薬の処方
3回目(4週間後)
・禁煙状況の確認
・呼気一酸化炭素濃度の測定
・離脱症状への対処法のアドバイス
・禁煙補助薬の処方
4回目(8週間後)
・禁煙状況の確認
・呼気一酸化炭素濃度の測定
・禁煙継続のモチベーション維持
・禁煙補助薬の処方
5回目(12週間後):治療終了
・禁煙状況の最終確認
・呼気一酸化炭素濃度の測定
・禁煙継続のためのアドバイス
・治療終了

呼気一酸化炭素濃度測定とは

息を吐くだけで、体内のたばこの影響を数値で確認できる検査です。禁煙を続けると数値が下がっていくため、禁煙の効果を実感でき、モチベーション維持に役立ちます。

オンライン診療にも対応
2回目以降の診察は、オンライン診療でも対応可能です。お仕事が忙しくてなかなか通院できない方も、継続しやすい環境を整えています。ご希望の方はお気軽にご相談ください。

費用について

保険適用の場合の費用

治療薬 治療期間 3割負担の場合(目安)
チャンピックス 12週間・5回通院 約13,000〜20,000円
ニコチンパッチ 8週間・5回通院 約12,000〜15,000円

※診察代+薬剤費の合計金額です。

たばこ代との比較

禁煙治療にかかる費用と、たばこを吸い続けた場合の費用を比較してみましょう。

禁煙治療(12週間) たばこ代(12週間)
費用 約13,000〜20,000円 約50,000〜60,000円
(1日1箱600円×84日)

禁煙治療を受けることで、12週間で約3〜4万円の節約になります!

1年間で換算すると…

・1日1箱(600円)の場合:年間 約219,000円
・1日2箱の場合:年間 約438,000円

禁煙に成功すれば、これらが全て節約できます。

自費診療の場合
保険適用の条件を満たさない場合でも、自費診療で禁煙治療を受けることが可能です。費用については診察時にご説明いたします。

よくあるご質問

Q. 禁煙外来を受診するのに予約は必要ですか?

A. 予約なしでも受診可能ですが、ご予約いただくと待ち時間が短くなります。お電話またはWeb予約をご利用ください。

Q. 何度も禁煙に失敗しているのですが、大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。禁煙に何度も挑戦されている方こそ、禁煙外来の対象です。薬の力と医療者のサポートを借りることで、成功率は大幅に高まります。

Q. チャンピックスの副作用が心配です

A. 主な副作用は吐き気ですが、多くは軽度で、服用を続けるうちに軽減します。副作用が強い場合は、医師と相談の上、ニコチンパッチへの変更も可能です。

Q. 加熱式たばこ(iQOS、glo、Ploom等)でも禁煙治療は受けられますか?

A. はい、加熱式たばこをお使いの方も禁煙治療の対象となります。加熱式たばこにもニコチンが含まれており、依存性があります。

Q. 以前、保険で禁煙治療を受けたことがあります。また保険で受けられますか?

A. 前回の治療開始日から1年以上経過していれば、再び保険適用で治療を受けられます。1年未満の場合は自費診療となります。

Q. 途中でたばこを吸ってしまったらどうなりますか?

A. 治療中に喫煙してしまっても、治療を続けることが大切です。「吸ってしまった=失敗」ではありません。医師と一緒に原因を振り返り、対策を考えましょう。

Q. 仕事が忙しくて通院が難しいのですが…

A. 当院は土曜・日曜・祝日も診療しています。また、2回目以降はオンライン診療も可能です。お気軽にご相談ください。

禁煙は「今」始めるのがベストです

禁煙を始めると、体にはすぐに良い変化が現れます。

20分後:血圧と脈拍が正常化
24時間後:心臓発作のリスクが低下
2週間〜3ヶ月後:肺機能が改善
1年後:心臓病のリスクが喫煙者の半分に
5〜15年後:脳卒中のリスクが非喫煙者と同等に

チャンピックスが再び使えるようになった今こそ、禁煙を始める絶好のチャンスです。ご一緒に禁煙成功を目指しましょう。