糖尿病内科|白金高輪の内科|五良会クリニック白金高輪|土曜・日曜も診療

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糖尿病内科

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糖尿病内科とは

糖尿病内科

糖尿病内科は、血糖値のコントロールに問題がある方を専門的に診療する科です。糖尿病は「国民病」とも呼ばれ、日本では約1,000万人が糖尿病と推定されています。初期には自覚症状がほとんどないため、健康診断で指摘されて初めて気づく方も少なくありません。

当院では、理事長が糖尿病診療に力を入れており、患者様一人ひとりの生活背景や価値観を大切にしながら、無理なく続けられる治療をご提案いたします。

当院の糖尿病診療の特徴
・HbA1c迅速検査対応(当日結果説明可能)
・土曜・日曜・祝日も診療
・患者様の生活スタイルに合わせたオーダーメイド治療
・最新の治療薬(GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬など)に対応
・合併症の早期発見・予防に注力

対象となる症状

糖尿病は初期には自覚症状がほとんどありません。以下のような症状がある場合は、糖尿病が進行している可能性がありますので、早めの受診をお勧めします。

典型的な症状

・のどが渇く、水分を多く摂る
・尿の回数が増えた、尿量が多い
・体重が減ってきた(食べているのに痩せる)
・疲れやすい、だるさが続く
・目がかすむ

こんな方も受診をお勧めします

・健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された
・糖尿病の家族歴がある
・肥満・メタボリックシンドロームと言われた
・妊娠糖尿病を経験したことがある
・他院で糖尿病と診断され、転院を検討している
緊急性の高い症状
以下の症状がある場合は、糖尿病性ケトアシドーシスや高浸透圧高血糖状態の可能性があります。すぐに医療機関を受診してください。
・激しい口渇、大量の尿
・吐き気、嘔吐、腹痛
・意識がもうろうとする
・呼吸が深く速い

糖尿病の種類

糖尿病にはいくつかの種類があり、それぞれ原因や治療法が異なります。

種類 特徴
1型糖尿病 膵臓のβ細胞が破壊され、インスリンがほとんど分泌されなくなる疾患です。若年発症が多く、インスリン注射が必須となります。
2型糖尿病 最も多いタイプで、糖尿病全体の約95%を占めます。遺伝的要因に加え、過食・運動不足・肥満などの生活習慣が関与します。
妊娠糖尿病 妊娠中に初めて発見される糖代謝異常です。出産後は正常化することが多いですが、将来2型糖尿病を発症するリスクが高くなります。
その他の糖尿病 膵臓疾患、内分泌疾患、薬剤性など、特定の原因による糖尿病です。

2型糖尿病の発症メカニズム

2型糖尿病は、以下の2つの要因が組み合わさって発症します。

1. インスリン分泌低下
膵臓からのインスリン分泌量が減少します。

2. インスリン抵抗性
インスリンが分泌されても、筋肉や肝臓での効きが悪くなります。肥満や運動不足が主な原因です。

検査内容

血液検査

検査項目 内容
HbA1c(ヘモグロビンA1c) 過去1〜2ヶ月間の平均血糖値を反映します。糖尿病の診断と治療効果の判定に用います。
※当院では迅速検査対応(約6分で結果判明)
空腹時血糖 食事を抜いた状態での血糖値です。126mg/dL以上で糖尿病型と判定されます。
随時血糖 食事に関係なく測定した血糖値です。200mg/dL以上で糖尿病型と判定されます。
75g経口ブドウ糖負荷試験(OGTT) ブドウ糖を飲んで血糖値の変化を調べます。境界型(糖尿病予備群)の診断に有用です。
インスリン・Cペプチド 膵臓からのインスリン分泌能を評価します。
脂質検査 LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪を測定します。
腎機能検査 クレアチニン、eGFR、尿アルブミンなどで腎臓の状態を評価します。

その他の検査

  • 尿検査:尿糖、尿蛋白、尿アルブミンを調べます
  • 血圧測定:高血圧の合併を確認します
  • 心電図:心臓への影響を評価します
  • 頸動脈エコー:動脈硬化の進行を評価します
  • ABI検査:下肢の血流状態を調べます
検査結果について
HbA1cは院内迅速検査で対応しており、約6分で結果が判明します。当日中に結果をご説明し、治療方針をお伝えすることが可能です。
その他の精密検査は外部検査機関に提出するため、結果は数日〜1週間程度で判明します。

治療について

糖尿病治療の目標は、血糖値を良好にコントロールし、合併症を予防することです。治療の基本は食事療法と運動療法であり、必要に応じて薬物療法を組み合わせます。

食事療法

食事療法は糖尿病治療の根幹です。厳格に実践すれば、それだけで血糖コントロールが改善する方も多くいらっしゃいます。

基本的な考え方

・適正なエネルギー摂取量を守る
・炭水化物、たんぱく質、脂質のバランスを整える
・食物繊維を積極的に摂る
・規則正しく3食を摂る
・ゆっくりよく噛んで食べる

運動療法

運動は血糖値を下げるだけでなく、インスリンの効きを良くする効果があります。

推奨される運動

・有酸素運動:ウォーキング、自転車、水泳など
・週に150分以上(1回20〜30分×週3〜5回)が目標
・筋力トレーニングも併用すると効果的

※運動を始める前に、合併症の有無を確認することが重要です。

薬物療法

食事療法・運動療法で血糖コントロールが不十分な場合、薬物療法を追加します。

薬剤の種類 特徴
ビグアナイド薬
(メトホルミンなど)
肝臓での糖新生を抑え、インスリン抵抗性を改善します。第一選択薬として広く使用されています。
SGLT2阻害薬 尿から糖を排泄させることで血糖を下げます。体重減少効果や心臓・腎臓を保護する効果もあります。
※詳しくは下記をご覧ください
GLP-1受容体作動薬 インスリン分泌を促進し、食欲を抑える効果があります。週1回注射や内服薬もあります。
※詳しくは下記をご覧ください
DPP-4阻害薬 インスリン分泌を促進し、低血糖を起こしにくいのが特徴です。
SU薬 膵臓からのインスリン分泌を促進します。効果は強いですが、低血糖に注意が必要です。
インスリン注射 1型糖尿病や、内服薬で効果不十分な2型糖尿病に使用します。

注目の新しい治療薬

近年、糖尿病治療は大きく進歩しています。特にSGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬は、血糖を下げるだけでなく、心臓や腎臓を守る効果、体重減少効果など、多くのメリットがあることが明らかになっています。当院ではこれらの最新治療薬を積極的に取り入れています。

SGLT2阻害薬(エスジーエルティーツー阻害薬)

作用のしくみ
腎臓で糖の再吸収を抑え、尿と一緒に余分な糖を体外に排出します。1日あたり約60〜100gのブドウ糖(約240〜400kcal相当)が尿から排泄されます。

血糖降下以外のメリット

体重減少効果 余分な糖をカロリーとして排出するため、平均2〜3kgの体重減少が期待できます。
心臓保護効果 心不全の発症・悪化を予防する効果が証明されています。心不全の治療薬としても使用されます。
腎臓保護効果 糖尿病腎症の進行を抑制し、透析導入を遅らせる効果があります。
血圧低下効果 利尿作用により、収縮期血圧が平均3〜5mmHg低下します。

当院で処方可能な主なSGLT2阻害薬

・フォシーガ(ダパグリフロジン)
・ジャディアンス(エンパグリフロジン)
・カナグル(カナグリフロジン)
・スーグラ(イプラグリフロジン)
・ルセフィ(ルセオグリフロジン)
・デベルザ(トホグリフロジン)

こんな方に特におすすめ

・肥満を伴う2型糖尿病の方
・心臓病(心不全、心筋梗塞など)のリスクが高い方
・腎機能低下が始まっている方
・血圧も高めの方

注意点
尿路感染症、性器感染症のリスクがやや上昇します。十分な水分摂取と清潔保持が大切です。高齢者や利尿薬を使用中の方は脱水に注意が必要です。

GLP-1受容体作動薬

作用のしくみ
小腸から分泌されるホルモン「GLP-1」の作用を増強します。食事を摂ると血糖値に応じてインスリン分泌を促進し、食欲を抑制する効果もあります。

血糖降下以外のメリット

強力な体重減少効果 食欲中枢に作用し、食欲を自然に抑えます。平均3〜5kg、製剤によっては10kg以上の体重減少も報告されています。
心血管保護効果 心筋梗塞や脳卒中のリスクを低減する効果が証明されています。
低血糖を起こしにくい 血糖値に応じてインスリン分泌を調整するため、単独使用では低血糖を起こしにくいです。
血圧・脂質の改善 血圧やLDLコレステロール、中性脂肪の改善効果もあります。

当院で処方可能な主なGLP-1受容体作動薬

製品名 投与方法 特徴
オゼンピック 週1回注射 強力な血糖降下作用と体重減少効果。世界的に使用されている標準薬。
トルリシティ 週1回注射 使い切りタイプで操作が簡単。週1回で済むため継続しやすい。
ビクトーザ 1日1回注射 用量調節がしやすく、細やかなコントロールが可能。
リベルサス 1日1回内服 世界初の経口GLP-1製剤。注射が苦手な方に適しています。
マンジャロ
(チルゼパチド)
週1回注射 GLP-1とGIPの両方に作用するデュアル作動薬。最も強力な血糖降下・体重減少効果。

こんな方に特におすすめ

・肥満を伴う2型糖尿病の方(特にBMI 25以上)
・食事療法がうまくいかない方(食欲を抑える効果)
・心血管疾患のリスクが高い方
・注射に抵抗がある方(リベルサスは内服薬)
・週1回の治療で済ませたい方

注意点
使い始めに吐き気、胃部不快感などの消化器症状が出ることがあります。多くは1〜2週間で軽減します。膵炎の既往がある方には使用できません。

SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の併用療法

SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬は、作用機序が異なるため併用が可能です。併用することで、それぞれの効果を最大限に引き出すことができます。

併用のメリット

・より強力な血糖降下効果
・相加的な体重減少効果(両方の効果で5〜10kg以上の減量も)
・心臓・腎臓保護効果の増強
・異なる副作用プロファイルで安全性が高い

近年の大規模臨床試験でも、併用療法の有効性と安全性が確認されており、特に肥満を伴う2型糖尿病の方には非常に有効な治療選択肢となっています。

配合剤について

複数の薬を1つにまとめた配合剤を使用することで、服薬の負担を軽減できます。

当院で処方可能な主な配合剤

ソリクア:GLP-1受容体作動薬+持効型インスリン(1日1回注射)
トラディアンス:SGLT2阻害薬+DPP-4阻害薬(1日1回内服)
カナリア:SGLT2阻害薬+DPP-4阻害薬(1日1回内服)

配合剤は、すでに2剤を服用中の方の切り替えや、治療強化が必要な方に適しています。

当院の薬物療法の方針
患者様の年齢、合併症、生活スタイル、治療への希望などを総合的に考慮し、最適な薬剤を選択いたします。「注射は避けたい」「できるだけシンプルな治療がいい」「しっかり体重も落としたい」など、ご希望をお聞かせください。一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療をご提案いたします。

合併症について

糖尿病で最も恐ろしいのは合併症です。高血糖が続くと全身の血管がダメージを受け、さまざまな臓器に障害が起こります。

三大合併症(細小血管障害)

合併症 内容
糖尿病網膜症 目の網膜の血管が障害され、視力低下や失明の原因となります。成人の失明原因の上位です。定期的な眼科受診が必要です。
糖尿病腎症 腎臓の機能が低下し、進行すると透析が必要になります。透析導入の原因第1位です。
糖尿病神経障害 手足のしびれ、痛み、感覚低下などが起こります。足の傷に気づきにくくなり、壊疽のリスクが高まります。

大血管障害

糖尿病は動脈硬化を促進し、以下の疾患のリスクを高めます。

脳卒中(脳梗塞、脳出血)
心筋梗塞・狭心症
末梢動脈疾患(足の血流障害)

その他の合併症

  • 感染症にかかりやすくなる
  • 歯周病の悪化
  • 皮膚疾患
  • 認知症リスクの上昇
  • がんリスクの上昇
合併症を防ぐために
合併症の予防には、早期発見と適切な血糖コントロールが重要です。当院では、定期的な検査により合併症の早期発見に努めています。また、眼科や腎臓内科など、必要に応じて専門医療機関と連携して診療を行います。

受診の流れ

1. ご予約・ご来院
お電話またはWeb予約にてご予約ください。健康診断の結果やお薬手帳をお持ちの方は、ご持参ください。空腹でも食後でも受診可能です。
2. 問診・診察
症状や生活習慣、既往歴、ご家族の病歴などを詳しくお伺いします。現在の治療状況や、治療に対するご希望もお聞かせください。
3. 検査
血液検査(HbA1c、血糖値など)を行います。HbA1cは迅速検査で約6分で結果が出ます。必要に応じて尿検査や心電図なども実施します。
4. 結果説明・治療方針のご相談
検査結果をもとに、患者様の生活スタイルやご希望を考慮しながら、治療方針をご説明します。食事・運動のアドバイスや、必要に応じて薬物療法をご提案します。
5. 定期通院
糖尿病は継続的な管理が大切です。1〜3ヶ月ごとの定期受診で、血糖コントロールの状態を確認し、治療を調整していきます。
他院からの転院をご検討の方へ
現在通院中の医療機関からの転院も承っております。紹介状がなくても受診可能ですが、お持ちいただけるとよりスムーズに治療を継続できます。お気軽にご相談ください。
連携医療機関
専門的な検査や入院治療が必要な場合は、下記の医療機関と連携して対応いたします。
・東京大学医学部附属病院
・慶應義塾大学病院
・NTT東日本関東病院
・東京都済生会中央病院 など