予防接種
予防接種
ワクチンを前もって体内に投与しておくと、細菌やウイルスに対抗できる免疫ができ、特定の感染症に罹患しにくくなります。この目的で行われる注射を予防接種と言います。大別して、病原性が弱くなったものを選別して作られた「生ワクチン」、ホルマリン処理などで毒性を無くした「不活化ワクチン」、細菌が作る毒素をホルマリン処理などで無毒化した「トキソイド」の3種類があり、それぞれの疾患ごとに適切な方法で作られています。
健康診断は、糖尿病・脂質異常症・高血圧などの生活習慣病やがんを自覚症状の出る前に発見するための重要な機会です。当院では港区民健診(特定健診)・がん検診から雇用時健診・留学/海外赴任前健診まで対応し、要精査となった場合も同じクリニック内で精査・治療まで一気通貫で行えます。
当院で予防接種・健診を受ける5つのメリット
2026年度の重要なお知らせ
① 港区の高齢者肺炎球菌定期接種ワクチンが2026年4月1日よりプレベナー20(PCV20)に変更されました。
② 港区帯状疱疹ワクチンの定期接種が継続中(65歳および経過措置で70/75/80/85/90/95/100歳の港区民は全額公費)。
③ HPVワクチン(シルガード9)キャッチアップ接種は経過措置中です。対象者の方は早めにご相談ください。
当院は港区の高齢者肺炎球菌予防接種・帯状疱疹予防接種・インフルエンザ予防接種等の業務委託医療機関です。対象となる方には港区から予診票が送付されますので、ご持参のうえご来院ください。
シングリックスとビケン、どちらを選べばよいか
免疫低下のある方・予防効果を最大化したい方はシングリックス(2回接種)、1回で完結したい方はビケンがご選択肢になります。当日、医師がメリット・デメリットをご説明します。
当院では、B型肝炎/ロタウイルス/ヒブ/小児用肺炎球菌(PCV15)/四種混合・五種混合/BCG/MR(麻しん風しん)/水痘/日本脳炎/HPV(シルガード9)等の小児定期接種に対応しています。併設の竹内内科小児科医院(大田区田園調布)とも連携しています。
ご自身の健康状態・職場・ライフスタイル・海外渡航計画に応じて選んでいただける任意接種ワクチンを多数取り扱っています。事前のご相談・接種計画作成もお気軽にお問い合わせください。
抗体検査と同日接種が可能です
麻しん・風しん・水痘・おたふくかぜ・B型肝炎などは、抗体検査の結果を踏まえてからの接種もご提案できます。職場や留学先で抗体価不足を指摘された方は採血結果をご持参ください。
インフルエンザを予防する手段として、特に有効とされているのがワクチン接種です。免疫力の低下した高齢者の方をはじめ、幅広く行われています。
インフルエンザワクチンは、接種してから予防効果が出るまでに約2週間かかりますが、その効果は約5ヵ月間持続します。通常、12月〜翌年3月頃の寒い時期に流行していますので、その前に予防接種を受けるよう心がけてください。
大人は1回の予防接種で6〜7割、2回で9割の免疫がつくといわれています
効果を高めたい方は2回の接種も可能です
12歳以下は免疫が付きにくいため2回の接種が原則です
13歳以上であっても、高校受験・大学受験を控えた受験生やご家族は年内に2回接種しておくと安心です
インフルエンザが重症化すると脳症や肺炎の合併症を起こすことがあります
小さなお子さんやご高齢の方、基礎疾患のある方はワクチンに加え、手洗いうがいにて予防を心がけましょう
2歳〜19歳未満が対象の経鼻弱毒生インフルエンザワクチン(フルミスト点鼻液)のお取り扱いは、お電話にて事前にお問い合わせください。注射が苦手なお子さんに選択肢としてご案内しています。
65歳以上を対象とした定期接種(B類疾病)として、毎年秋〜冬に実施しています。基礎疾患のある60〜64歳の方も対象です。任意接種をご希望の方もご相談ください。
五良会クリニック白金高輪では、日本旅行医学会認定医(五藤良将理事長)と日本渡航医学会認定医(安達弘人医師)の渡航医学認定医2名体制で、海外赴任・留学・出張・観光に向けたワクチンプランニングを行っています。
当院のトラベルクリニックでできること
黄熱ワクチンについて
黄熱ワクチンは厚生労働省検疫所が指定する「イエローカード発行可能施設」のみで接種可能です。当院では接種を行っておりませんが、黄熱予防接種証明書(イエローカード)が必要な渡航先(アフリカ・中南米の一部)については、FORTH(厚生労働省検疫所)公式サイトをご案内するとともに、それ以外の必要ワクチン計画は当院で作成いたします。
あくまで目安です。実際の選定は滞在期間・宿泊形態・現地活動内容によって変わります。診察時に詳細をうかがって最適化します。
A型肝炎、B型肝炎、破傷風、腸チフス、狂犬病(長期)、日本脳炎(農村)、MR追加
A型肝炎、B型肝炎、破傷風、腸チフス(必須級)、狂犬病(必須級)、日本脳炎、MR追加
髄膜炎菌4価、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、腸チフス、黄熱(指定地域は別施設で接種)
A型肝炎、B型肝炎、破傷風、腸チフス、狂犬病、黄熱(指定地域は別施設で接種)
MR(麻しん風しん)2回証明、水痘、髄膜炎菌4価(寮生活)、B型肝炎、Tdap(破傷風・百日咳・ジフテリア)、HPV
MR追加、破傷風、B型肝炎、ダニ媒介脳炎(東欧・北欧の森林地帯)
髄膜炎菌4価結合型(入国要件)、A型肝炎、季節性インフルエンザ、新型コロナ
理想的な初診タイミングは出発の2〜3か月前(最低でも4〜6週間前)です。複数回接種が必要なワクチン(A型肝炎・B型肝炎・狂犬病・日本脳炎・HPV等)は、所定の間隔をあけて接種する必要があるため、出発直前のご来院では一部のワクチンが完了しないことがあります。
直前駆け込みの方へ
「明日出発」「来週出発」の方も、1回でできるワクチン(A型肝炎単独・腸チフス・髄膜炎菌・破傷風等)に絞って当日対応可能です。残りは現地・帰国後に継続する計画も作成しますので、まずはお電話ください。
当院では港区民健診(特定健診)・がん検診から、雇用時健康診断・労働安全衛生法に基づく定期健康診断・留学/海外赴任前健診まで幅広く対応しています。生活習慣病やがんを症状の出る前に発見することが、最大の治療効果につながります。
労働安全衛生規則に基づく雇用時健康診断・定期健康診断に対応しています。会社指定の用紙への転記も承ります。
海外の学校・大学・派遣先が指定する英文健診フォーマット(I-693・I-20など)への記入、英文診断書発行、抗体検査、必要ワクチンの並行接種まで一括対応できます。トラベルワクチン外来との同時受診がおすすめです。
当院は胃内視鏡(胃カメラ)・大腸内視鏡(大腸カメラ)を土日祝も毎週実施しています。健診で要精査となった方の二次検査としても、ご活用ください。腹部超音波・心電図・血液検査と組み合わせた人間ドックメニューもご案内可能です。
健診結果で異常が出た方へ ― 同じクリニック内で精査・治療まで完結できます
予約から接種・健診まで、当院では以下の5ステップでスムーズにご案内します。
当院で実施している主な予防接種の料金です。すべて税込価格です。記載のないワクチンや特殊ワクチンの料金は、お電話(03-6432-5353)でお問い合わせください。
当院の結論(2026年5月時点)
原則として「キャップバックス(PCV21)」1回接種を推奨します。STRIDE-3試験でPCV21固有11血清型のうち10血清型でPCV20に対する優越性が証明され、副反応もPCV20より少ない傾向です。▶ 詳しくは「肺炎球菌ワクチン完全ガイド」をご覧ください
ご注意:料金は予告なく変更となる場合があります。最新の料金・在庫状況は必ず事前にお電話(03-6432-5353)または公式LINEでご確認ください。トラベルワクチンは事前予約制です。
A. ワクチンの在庫状況によります。インフルエンザ・新型コロナ・帯状疱疹・肺炎球菌は在庫があれば当日接種可能です。トラベルワクチンや特殊ワクチン(髄膜炎菌・狂犬病等)は事前予約制になりますので、必ず事前にお問い合わせください。
A. 1回で完結するワクチン(A型肝炎単独・腸チフス・破傷風単独・髄膜炎菌4価等)は2週間前でも対応可能です。複数回接種が必要なB型肝炎・狂犬病・日本脳炎などは出発までに完了しないことがありますが、可能な範囲で接種を進め、残りは現地・帰国後に継続する計画を立てます。まずは渡航医学認定医にご相談ください。
A. 不活化ワクチン同士・不活化と生ワクチン(注射)は同日接種可能です。生ワクチン同士(MR・水痘・ムンプス)は同日に接種するか、27日以上の間隔をあける必要があります。当院ではご来院回数を最小化するため、同日複数接種を積極的に提案しています。
A. 黄熱ワクチンは厚生労働省検疫所等の指定施設のみで接種可能なため、当院では実施しておりません。指定施設をご案内するとともに、それ以外の必要ワクチンは当院で並行して接種計画を立てます。
A. 母子手帳がない場合、抗体検査で過去の免疫獲得状況を確認することができます。麻しん・風しん・水痘・ムンプス・B型肝炎・破傷風などは抗体検査が有用です。同日に抗体検査と接種を組み合わせることも可能です。
A. 発行可能です。留学・海外赴任・ビザ申請に必要な英文証明書、学校指定フォーム(I-693・I-20など)への記入にも対応しています。発行には数日いただくことがありますので、お早めにご相談ください。
A. はい。当院は消化器内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)・血液内科専門外来・糖尿病内科を備えており、健診で異常を指摘された方の精査・治療まで一貫して対応できます。土日祝も診療しているため、平日にお忙しい方も継続受診が可能です。
A. 定期接種は住民票のある自治体の助成制度を利用します。港区民以外の方はお住まいの自治体の予診票をご持参いただくか、任意接種としてご案内します。具体的な対応はお電話でご確認ください。
A. 平成9〜19年度生まれの女性で、これまでにHPVワクチン接種を完了していない方は、まず当院にご連絡ください。経過措置の期限・残りの接種回数・最適なスケジュールをご説明します。シルガード9(9価HPVワクチン)の在庫もご確認のうえご案内します。