【港区民の方へ】0〜5歳児と同居するご家族の麻しん抗体検査・MRワクチンが全額無料に|7月15日から対象拡大|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の内科

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【港区民の方へ】0〜5歳児と同居するご家族の麻しん抗体検査・MRワクチンが全額無料に|7月15日から対象拡大|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の内科

【港区民の方へ】0〜5歳児と同居するご家族の麻しん抗体検査・MRワクチンが全額無料に|7月15日から対象拡大

【港区民の方へ】0〜5歳のお子さんと同居するご家族の麻しん抗体検査・ワクチン接種が全額助成(無料)に|7月15日から対象拡大

医療法人社団五良会|理事長、竹内内科小児科医院|院長 五藤良将(糖尿病内科・感染症)

2026年(令和8年)7月15日(水)から、港区の「0歳児の保護者等を対象とした麻しん対策事業」が大きく拡充され、「0〜5歳児の保護者等を対象とした麻しん対策事業」に生まれ変わります。
これまで「0歳児と同居するご家族」に限られていた対象が「0〜5歳児と同居するご家族」まで大幅に拡大されるとともに、これまで一部自己負担が生じていた麻しん風しん混合(MR)ワクチン等の接種費用も全額助成(自己負担なし)となります。
2026年は全国で麻しん(はしか)の報告が急増しており、小さなお子さんを育てるご家庭にとって、ご家族の免疫状態の確認はこれまで以上に重要になっています。本記事では、港区の新しい助成制度の内容と利用の流れを、実施医療機関である当院の立場からわかりやすく解説します。

🚨 【重要】7月15日からここが変わります

✅ 対象が「0歳児の保護者等」から「0〜5歳児の保護者等(同居のご家族含む)」へ拡大
✅ 麻しん抗体検査は引き続き無料(全額助成)
✅ 抗体価が低かった方のMRワクチン・麻しん単独ワクチン接種も全額助成(無料)
✅ 麻しんワクチンの接種歴が1回のみの方も対象(2回以上接種済みの方は対象外)
出典:みなと保健所保健予防課「0〜5歳児の保護者等対象の麻しん対策事業 実施の手引き」(令和8年7月)

📋 この記事の内容

  1. 7月15日から何が変わるのか(新旧比較)
  2. 対象となる方・対象外となる方
  3. 利用の流れ(申請から接種まで)
  4. 抗体検査の方法と「接種が推奨される抗体価」
  5. なぜ今「大人の麻しん対策」が重要なのか
  6. 当院での受け方・ご予約方法
  7. 理事長コメント
  8. よくあるご質問(FAQ)
  9. 参考文献・出典

1. 7月15日から何が変わるのか(新旧比較)

港区は平成30年度から、赤ちゃんを麻しんから守るため、0歳児と同居する19歳以上の区民を対象に麻しん抗体検査と予防接種の費用助成を行ってきました。令和8年7月15日からは、この事業が以下のとおり拡充されます。
項目 〜7月14日(従来) 7月15日〜(拡充後)
対象者 19歳以上の港区民で0歳児と同居する保護者等(同居人含む) 19歳以上の港区民で0〜5歳児と同居する保護者等(同居人含む)
抗体検査 全額助成(無料)
PA法・EIA法
全額助成(無料)
EIA法・中和(NT)法・FIA法(PA法は対象外に)
予防接種の費用 一部助成
(MRワクチン6,000円・麻しん単独ワクチン3,000円を助成、差額は自己負担)
全額助成(自己負担なし・無料)
接種歴による対象条件 明らかに麻しんの予防接種歴がある方は対象外 接種歴が2回以上の方は対象外
1回のみの方は対象になります

⚠️ ご注意

予防接種の全額助成が適用されるのは7月15日以降の接種分です。7月14日までに接種した分は従来どおり一部助成となり、差額の自己負担が生じます。お急ぎでない方は、制度拡充後のご利用がおすすめです。

2. 対象となる方・対象外となる方

対象は「19歳以上の港区民で、0〜5歳のお子さんと同居する保護者やご家族(同居人を含む)」です。お父さん・お母さんだけでなく、同居している祖父母や兄姉(19歳以上)なども対象になります。
✅ 対象となる方(抗体検査)
・受診日時点で19歳以上の港区民
・0〜5歳のお子さんと同居する保護者・同居のご家族
・麻しんワクチンの接種歴がない、または1回のみの方(接種歴不明の方もご相談ください)

対象外となる方

・過去に麻しん抗体検査を受けたことがある方(助成の有無を問いません)
・麻しんの予防接種歴が2回以上ある方
・麻しんの罹患歴がある方(検査で確定診断を受けた既往のある方)
・過去にこの事業(旧0歳児の保護者等対象事業を含む)で助成を受けた方
※助成回数は「抗体検査」「予防接種」それぞれ1回のみです。同一年度内の「成人の風しん対策事業」との併用には制限があります。

3. 利用の流れ(申請から接種まで)

本事業のご利用には、港区への事前申請(電子申請等)が必要です。申請から接種までの流れは次のとおりです。
STEP 1 港区に事前申請(電子申請等)
みなと保健所から、本事業専用の「抗体検査受診票(水色)」がご自宅に郵送されます。
STEP 2 実施医療機関に予約
受診票に同封される実施医療機関名簿から医療機関を選び、ご予約ください。当院も実施医療機関です。
STEP 3 抗体検査(採血)を受ける
当日は「抗体検査受診票(水色)」と「港区民であることが分かるもの(マイナンバーカード等)」をお持ちください。費用は無料です。当院はEIA法(IgG)で検査します。
STEP 4 結果説明(原則、対面)
後日、医師が検査結果をご説明します。抗体価が基準値以上であれば、麻しんに対する免疫があると考えられ、接種は不要です。
STEP 5 抗体価が低かった方はワクチン接種(無料)
MRワクチンまたは麻しん単独ワクチンを全額助成で接種できます(原則はMRワクチン)。原則として、抗体検査を受けた医療機関でそのまま接種します。

実施期間

令和8年7月15日〜令和9年3月31日
※過去に抗体検査を受けて抗体価が低いことが分かっている方は、抗体価が分かる書類を添えて予防接種のみの申込みも可能です。

4. 抗体検査の方法と「接種が推奨される抗体価」

拡充後の抗体検査は、EIA法(酵素免疫測定法)・中和(NT)法・FIA法(蛍光免疫測定法)のいずれかで実施されます(従来のPA法は対象から外れました)。検査の結果、以下の基準値未満だった方が、ワクチン接種の助成対象となります。

当院はEIA法(IgG)で実施しています

五良会クリニック白金高輪では、麻しん抗体検査を原則EIA法(IgG)で実施しており、港区の助成対象となる検査方法です。EIA法(IgG)の値が16.0未満だった方が、無料でのワクチン接種の対象となります。

検査方法 接種が推奨される抗体価(助成対象)
EIA法(IgG) 16.0未満
中和(NT)法 8倍未満
FIA法 1.5AI未満
助成対象のワクチンは乾燥弱毒生麻しん風しん混合(MR)ワクチンまたは乾燥弱毒生麻しん単独ワクチンで、原則としてMRワクチンでの接種となります(MMRワクチンは助成対象外です)。MRワクチンであれば、麻しんと同時に風しんの免疫も獲得できるメリットがあります。

5. なぜ今「大人の麻しん対策」が重要なのか

2026年、麻しんは全国で過去にないペースで増加しています。国立健康危機管理研究機構(JIHS)の発表によると、2026年4月15日時点の国内報告数は299例で、前年同時期(78例)の約3.8倍に達しています。患者の中心は10〜20代で、家庭・医療機関・学校・施設などでの感染に加え、通勤・通学など公共交通機関の利用に伴う感染の可能性も指摘されています。
ここで重要なのが、1歳未満の赤ちゃんはまだ麻しんワクチン(MRワクチン第1期)を接種できないという点です。つまり赤ちゃん自身をワクチンで守ることはできず、「同居する家族が免疫を持つこと」が赤ちゃんを守る最大の防御になります。麻しんは空気感染するため、手洗いやマスクだけでは防ぐことができません。

「自分は接種したはず」が危ない世代があります

日本で麻しんワクチンの2回接種制度が始まったのは2006年4月からです。それ以前に子ども時代を過ごした現在の30〜40代の一部世代は、定期接種の機会が1回のみだった可能性があります。実際、2026年の患者の多くを、2回接種が完了していない方や接種歴不明の方が占めています。「昔かかった気がする」「1回は打ったと思う」という曖昧な記憶のままにせず、まずは無料の抗体検査で確認することをおすすめします。

6. 当院での受け方・ご予約方法

五良会クリニック白金高輪は、港区の本事業の実施医療機関です。港区への事前申請後、みなと保健所から届いた「抗体検査受診票(水色)」がお手元に届きましたら、お電話(03-6432-5353)またはWEB予約にてご予約ください。
✅ 当院で受けるメリット
・白金高輪駅2番出口から徒歩1分。ベビーカーでもアクセスしやすい立地です
土曜・日曜・祝日も診療(10:00〜15:00)。平日はお仕事で忙しい保護者の方も、週末にご家族そろって抗体検査を受けられます
・抗体検査は港区の助成対象であるEIA法(IgG)で実施。結果説明当日に、そのまま院内でワクチン接種まで完結できます(抗体価が基準値未満の場合)
・内科・小児科を併設。お子さんの定期接種(MRワクチン第1期・第2期)のご相談も同時に可能です

⚠️ ご予約前にご確認ください

本事業は港区への事前申請と受診票(水色)の交付が必須です。受診票がお手元にない状態では助成を受けられませんので、必ず先に港区へお申込みください。制度に関するお問い合わせは、みなと保健所保健予防課保健予防係(TEL 03-6400-0081)へお願いいたします。

7. 理事長コメント

💬 理事長 五藤良将より
「麻しんは、免疫のない方が感染するとほぼ100%発症するといわれるほど感染力の強い病気です。特に、まだワクチンを打てない1歳未満の赤ちゃんを守れるのは、周りの大人の免疫だけです。今回の港区の制度拡充は、対象が5歳児のご家庭まで広がり、費用も完全無料になった、子育て世帯にとって非常に価値のある事業だと考えています。『自分の接種歴があいまい』という方こそ、まずは採血1本の抗体検査から始めてみてください。当院は土日祝も診療しておりますので、ご家族おそろいでの受診も歓迎いたします。」
📝 この記事のポイント
✅ 令和8年7月15日から、港区の麻しん対策事業の対象が「0〜5歳児と同居する保護者等」に拡大
✅ 抗体検査に加え、MRワクチン等の接種費用も全額助成(無料)
✅ 麻しんワクチン接種歴が1回のみの方も対象(2回以上の方・罹患歴のある方は対象外)
✅ 利用には港区への事前申請と受診票(水色)が必要
✅ 2026年は麻しんが全国で急増中。赤ちゃんを守るために、まず大人の免疫確認を
✅ 当院は実施医療機関。土日祝も診療、白金高輪駅徒歩1分

8. よくあるご質問(FAQ)

Q1. 費用は本当に無料ですか?
A. はい。令和8年7月15日以降は、抗体検査・予防接種(MRワクチンまたは麻しん単独ワクチン)ともに港区の全額助成となり、窓口での自己負担はありません。ただし、港区への事前申請と受診票(水色)の持参が条件です。
Q2. 子どもが3歳です。今回から対象になりますか?
A. はい。従来は0歳児のご家庭のみが対象でしたが、7月15日からは0〜5歳のお子さんと同居する19歳以上の港区民(保護者・同居のご家族)が対象になります。
Q3. 子どもの頃にワクチンを1回打った記憶があります。対象外ですか?
A. いいえ、対象です。今回の拡充で「接種歴が2回以上ある方」のみが対象外となり、1回のみの接種歴の方は助成を利用できるようになりました。母子健康手帳などで接種回数をご確認ください。
Q4. 接種歴がまったく分かりません。どうすればよいですか?
A. 接種歴不明の方は、まず抗体検査で免疫の有無を確認するのが合理的です。抗体価が基準値以上であれば接種は不要、基準値未満であれば無料でワクチン接種を受けられます。
Q5. 当院ではどの検査方法で抗体検査をしますか?
A. 当院は原則EIA法(IgG)で麻しん抗体検査を実施しています。EIA法は港区の助成対象となる検査方法で、値が16.0未満の方がワクチン接種の助成対象になります。
Q6. 抗体検査を受けた病院と別の病院でワクチン接種はできますか?
A. 原則として、抗体検査を受けた医療機関で引き続き接種します。別の医療機関で接種する場合は、抗体検査の結果などの資料を添えて、みなと保健所へ予防接種予診票の発行を別途依頼する必要があります(接種後の発行はできません)。当院で抗体検査から接種まで一貫して受けていただくのがスムーズです。
Q7. 妊娠中でも受けられますか?
A. 抗体検査(採血)は妊娠中でも可能です。ただし、MRワクチン・麻しんワクチンは生ワクチンのため、妊娠中の方は接種できません。また、接種後は約2か月間の避妊が必要です。妊娠中に抗体価が低いと分かった場合は、出産後の接種と、同居されるご家族の免疫確認をおすすめします。
Q8. 以前この事業(0歳児の保護者向け)を利用しました。もう一度受けられますか?
A. いいえ。助成は「抗体検査」「予防接種」それぞれ1回のみで、旧事業(0歳児の保護者等対象)で助成を受けた方は再度の利用はできません。
Q9. 港区民ではありませんが利用できますか?
A. 本事業は港区独自の事業のため、港区民以外の方は助成の対象外です。ただし、自費での麻しん抗体検査やMRワクチン接種は当院で承っておりますので、お気軽にご相談ください。お住まいの自治体で類似の助成制度が実施されている場合もあります。
Q10. 風しんの助成制度もありますか?
A. はい。港区では「成人の風しん対策事業」も実施されており、こちらも7月15日から検査方法の拡充などの変更があります。なお、同一年度内に麻しん対策事業と成人の風しん対策事業を重複して利用することには制限があります。どちらの利用が適しているかは、接種歴・妊娠のご予定などを踏まえてご案内できますので、受診時にご相談ください。

9. 参考文献・出典

  1. みなと保健所保健予防課「0〜5歳児の保護者等対象の麻しん対策事業 実施の手引き(令和8年度版)」令和8年7月
  2. みなと保健所保健予防課「港区任意予防接種事業の変更点について(依頼)」令和8年7月3日 事務連絡
  3. みなと保健所保健予防課「0歳〜5歳児の保護者等を対象とした麻しん対策事業拡充にかかる注意点について」令和8年6月22日
  4. 国立健康危機管理研究機構(JIHS)「麻しん(はしか)の発生状況について」令和8年4月20日(2026年4月15日時点 国内報告299例、前年同時期の約3.8倍)
  5. 国立健康危機管理研究機構 国立感染症研究所「麻しんの発生に関するリスクアセスメント(2026年第一版)」2026年3月19日時点
  6. 厚生労働省「麻しん(はしか)」(麻しん対策・注意喚起関連ページ)

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