こどもの発疹は感染症?それともアレルギー?|見分け方と受診のポイント|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の内科

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こどもの発疹は感染症?それともアレルギー?|見分け方と受診のポイント|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の内科

こどもの発疹は感染症?それともアレルギー?|見分け方と受診のポイント

こどもの発疹は感染症?それともアレルギー?|見分け方と受診のポイント

医療法人社団五良会|理事長、竹内内科小児科医院|院長 五藤良将(糖尿病内科・感染症)

お子さんの体に発疹が出ると、「これは何かの感染症?」「食べもののアレルギー?」と心配になる保護者の方は多いと思います。発疹は、感染症によるものとアレルギーによるものとで、ケアや対応が大きく変わります。

この記事では、五良会クリニック白金高輪の小児科・アレルギー科の視点から、こどもの発疹の見分け方の考え方・家庭での観察ポイント・受診の目安を整理します。なお、発疹だけで原因を確定するのは難しいことも多く、最終的な判断は診察が必要です。あくまで「受診前に落ち着いて観察するための手がかり」としてお読みください。

[アイキャッチ画像:発疹のあるこどもを見守る保護者のイメージ]

1. 発疹の原因は大きく2つ

こどもの発疹の原因はさまざまですが、よく見られるのは「感染症によるもの」と「アレルギーによるもの」の2つです。このほか、汗による「あせも」や、虫さされ、皮膚への刺激なども原因になります。

感染症による発疹は、ウイルスや細菌が関わり、発熱などの全身症状を伴うことが多いのが特徴です。一方、アレルギーによる発疹は、特定の物質(食べもの・薬・接触したものなど)に体が反応して起こり、強いかゆみを伴うことがよくあります。

2. 感染症とアレルギー、見分けの手がかり

あくまで目安ですが、次のような違いが見分けの手がかりになります。判断が難しいことも多いため、最終的には診察でご確認ください。

観察点 感染症が疑われる発疹 アレルギーが疑われる発疹
発熱 伴うことが多い 伴わないことが多い
かゆみ 軽いことが多い(病気による) 強いことが多い
出方の変化 数日かけて広がる・経過がある 急に出て、消えたり場所が変わったりする
きっかけ 園・家族での流行など 特定の食べもの・薬・接触の後
その他の症状 のどの痛み・咳・下痢など 唇や目の腫れ、咳き込みなど

3. 発疹を伴う代表的な感染症

こどもの発疹を伴う感染症には、次のようなものがあります。季節や流行状況も判断の参考になります。

手足口病:手のひら・足の裏・口の中に水ぶくれ。夏に流行
突発性発疹:高熱が3日ほど続いた後、解熱とともに発疹。乳児に多い
溶連菌感染症:のどの痛み・発熱とともに、ざらざらした細かい発疹
水痘(みずぼうそう):かゆみのある水ぶくれが全身に。ワクチンで予防可能
麻しん・風しん:発熱と全身の発疹。ワクチンで予防可能

夏の発疹は感染症のことも

夏は手足口病など発疹を伴う感染症が流行します。手足や口の中の発疹、発熱を伴う場合は、感染症の可能性も考えて受診をご検討ください。

4. アレルギーによる発疹(じんましん・食物アレルギーなど)

アレルギーによる発疹で代表的なのがじんましんです。赤く盛り上がった発疹が急に出て強いかゆみを伴い、数時間から1日ほどで消えるのが特徴です。食べもの・薬・物理的な刺激・感染症などさまざまな要因で起こります。

食物アレルギーでは、原因となる食べものを口にした後しばらくして、じんましんや唇の腫れが出ることがあります。また、皮膚に触れたもので赤みやかゆみが出る「接触皮膚炎」、慢性的にかゆみと湿疹をくり返す「アトピー性皮膚炎」なども、こどもに多い皮膚トラブルです。

アナフィラキシーに注意

食べた後などに、発疹に加えてくり返す咳・ゼーゼーする呼吸・声がれ・嘔吐・ぐったりするといった症状が出た場合は、アナフィラキシー(全身に及ぶ強いアレルギー反応)の可能性があります。緊急性が高く、すぐに救急要請(119番)が必要です。

5. 家庭での観察ポイント

受診の際に役立つよう、次の点を観察・メモしておくと診断の助けになります。可能であれば、発疹の様子を写真に撮っておくのもおすすめです(発疹は時間とともに変化するため)。

いつ いつ頃から出たか。食事・外出・薬など、直前に変わったことはあったか
どこに 体のどこから出て、どう広がったか(手足・体・顔など)
どんな かゆみの強さ、発熱の有無、消えたり出たりするか
ほかに 咳・呼吸の様子・嘔吐・元気のなさなど、発疹以外の症状

6. すぐに受診すべきサイン

✔ 呼吸が苦しそう、ゼーゼーする、声がかすれる
✔ くり返す嘔吐、ぐったりして反応がにぶい
✔ 唇や顔が大きく腫れている
✔ 高熱が続く、発疹が急速に全身へ広がる
✔ 発疹を押しても赤みが消えない(出血を伴う発疹)

⚠️ 迷ったときは小児科へ

発疹の原因の見分けは、専門家でも見ただけでは難しいことがあります。当院は小児科とアレルギー科を併設しており、感染症の可能性かアレルギーかを含めて総合的に診ることができます。判断に迷われたら、お気軽にご相談ください。

7. よくあるご質問(FAQ)

Q. かゆがるとき、市販のかゆみ止めを塗ってよいですか?
A. 原因によって適した対応が異なります。とくに発熱を伴う場合や広がる発疹は、自己判断で対処する前に受診をおすすめします。受診までの間は、冷やしたり爪を短く切ったりして掻き壊しを防ぐとよいでしょう。
Q. お風呂に入っても大丈夫ですか?
A. 発熱がなく元気であれば、短めの入浴は問題ないことが多いです。熱いお湯はかゆみを強めるため、ぬるめのお湯でやさしく洗いましょう。発疹をこすらないようにします。
Q. 食物アレルギーかどうか検査でわかりますか?
A. 血液検査などで参考になる情報は得られますが、検査結果だけで診断は決まりません。症状の経過や食べたものとの関係を合わせて総合的に判断します。気になる場合はアレルギー科にご相談ください。

8. 理事長コメント

💬 理事長 五藤良将より
「発疹は見ただけで原因を断定できないことが多く、保護者の方が迷われるのは当然です。大切なのは、呼吸が苦しそう・ぐったりするといった『急ぐサイン』を見逃さないことです。当院は小児科とアレルギー科を併設し、感染症とアレルギーの両面から診ることができます。日曜・祝日も診療していますので、急な発疹でもどうぞ安心してご相談ください。」

9. まとめ

📝 この記事のポイント
✅ こどもの発疹は「感染症」と「アレルギー」が主な原因
✅ 発熱を伴えば感染症、強いかゆみ・特定のきっかけがあればアレルギーが手がかり
✅ ただし見た目だけの判断は難しく、最終的には診察が必要
✅ 呼吸が苦しい・ぐったり・唇の腫れはアナフィラキシーの可能性。すぐ119番
✅ 迷ったら小児科・アレルギー科併設の当院へ。写真とメモが診断の助けに
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