その薬、血糖値を上げているかもしれません|ステロイド糖尿病(ステロイド薬による血糖上昇)の原因と対策を理事長 五藤良将が解説【白金高輪・港区の内科】|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の内科

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その薬、血糖値を上げているかもしれません|ステロイド糖尿病(ステロイド薬による血糖上昇)の原因と対策を理事長 五藤良将が解説【白金高輪・港区の内科】|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の内科

その薬、血糖値を上げているかもしれません|ステロイド糖尿病(ステロイド薬による血糖上昇)の原因と対策を理事長 五藤良将が解説【白金高輪・港区の内科】

「もともと糖尿病はなかったのに、皮膚科や整形外科でステロイドの薬をもらってから血糖値が上がった」——このようなご相談を、当院の糖尿病内科ではしばしばお受けします。ステロイド薬(副腎皮質ステロイド)は、内服・注射だけでなく、範囲や強さによっては外用薬(塗り薬)や吸入薬でも血糖値を上げることがあります。

結論から申し上げますと、ステロイドによる高血糖(ステロイド糖尿病)は、空腹時の血糖値は正常なのに食後の血糖値だけが高くなるという特徴的なパターンをとるため、通常の健康診断の空腹時採血だけでは見逃されやすいという問題があります。この記事では、なぜステロイドで血糖値が上がるのか、どのような場合に注意が必要か、治療はどう考えるのかを、糖尿病協会登録医である理事長 五藤良将が解説します。

五藤 良将

THIS ARTICLE IS WRITTEN AND SUPERVISED BY

医療法人社団 五良会 理事長 五藤 良将

日本抗加齢医学会専門医・日本糖尿病協会登録医・日本旅行医学会認定医
この記事は五藤良将が執筆・監修し、内容に責任を持っています。

📋 この記事の内容(クリックで該当箇所へ)

1. ステロイド糖尿病とは|頻度と基本知識

ステロイド糖尿病(ステロイド誘発性高血糖)とは、何らかの病気の治療のために処方された副腎皮質ステロイド薬がきっかけとなって発症・悪化する糖尿病・高血糖のことです。膠原病・リウマチ性疾患、気管支喘息、重症の皮膚疾患(アトピー性皮膚炎の急性増悪、重症薬疹など)、突発性難聴、ネフローゼ症候群、炎症性腸疾患など、非常に幅広い診療科でステロイドは処方されており、それに伴って血糖値が上がるケースは決してまれではありません。

どれくらいの頻度で起こるのか

日本内分泌学会の解説によれば、国内で行われた疫学調査(ステロイド投与患者628例の検討)では、そのうち46例が糖尿病を発症したと報告されており、投与期間が長くなるほど発症割合が高くなる傾向が示されています。すべての方に起こるわけではありませんが、「自分には関係ない」と思わず、ステロイドを使う際は血糖値も意識していただきたい合併症です。
出典:日本内分泌学会「ステロイド糖尿病」(一般の皆様へ)

もともと糖尿病の診断がついていなかった方に新たに糖尿病が生じる場合と、もともと糖尿病がある方の血糖コントロールがステロイド開始後に急激に悪化する場合の、どちらもあり得ます。ご本人が気づかないまま高血糖が進んでいることも多いのが、この合併症の厄介な点です。

2. なぜステロイドで血糖値が上がるのか(3つの機序)

ステロイドが血糖値を上げる仕組みは、主に次の3つが組み合わさって起こると考えられています。

機序 内容
① インスリン抵抗性の増加 筋肉や脂肪組織など、本来インスリンの働きで糖を取り込む臓器で、糖の取り込みが抑制されます。
② 肝臓での糖新生の促進 ステロイドが糖新生に関わる酵素(PEPCKなど)の働きを高め、肝臓で新たに糖がつくられやすくなります。
③ インスリン分泌そのものの低下 膵臓からのインスリン分泌能自体も、ステロイドの影響で低下することがあります。

この3つが重なることで、インスリンの効きが悪くなり(抵抗性増加)、糖がつくられやすくなり(糖新生促進)、かつインスリンを出す力自体も落ちる(分泌低下)という、血糖値が上がりやすい状態が作られてしまいます。
出典:日本内分泌学会「ステロイド糖尿病」(一般の皆様へ)

3. 見逃されやすい理由|「空腹時は正常、食後だけ高血糖」

ステロイド糖尿病が見逃されやすい最大の理由は、血糖値の上がり方に独特のパターンがあることです。多くの疾患で用いられる朝1回内服のプレドニゾロンなどでは、薬の作用が主に日中に強く出るため、次のような日内変動になりやすいことが知られています。

⚠️ 注意していただきたい血糖パターン

・早朝空腹時の血糖値は正常範囲にとどまりやすい
・昼食後・夕食後の血糖値が大きく上昇しやすい
・そのため、健康診断や外来で「空腹時血糖」だけを測っていると異常に気づけないことがあります

この特徴から、ステロイドを使用している方の血糖評価では、空腹時血糖だけでなく、食後(特に昼食後2時間程度)の血糖値やHbA1c、尿糖の推移を確認することが重要とされています。口が渇く、水をよく飲むようになった、尿の回数が増えた、といった症状がある場合は、我慢せずに主治医・当院にご相談ください。

4. 内服・注射だけではない|外用薬・吸入薬でも要注意

「ステロイド糖尿病」というと内服薬や点滴・注射をイメージされる方が多いのですが、塗り薬(外用薬)や吸入薬でも、使い方によっては血糖値に影響することがあります。特に、2F皮膚科・美容皮膚科を含め、皮膚のトラブルでステロイド外用薬を使う機会は多くの方にあるため、この点は意外と知られていない注意点です。

外用薬(塗り薬)の場合

通常量・通常範囲の外用であれば、全身への影響は限定的とされています。ただし、強い力価のステロイド外用薬を、広い範囲に、長期間にわたって塗り続けた場合は、皮膚から吸収された成分が全身に作用し、内服薬と同様の副作用(血糖上昇や副腎機能の抑制)が起こり得ることが報告されています。

実際に報告されている症例

糖尿病の治療を受けていた71歳女性が、皮膚のバリア機能が低下した状態で強い力価の外用ステロイドを使用したところ、退院翌日に随時血糖値803mg/dLまで急上昇したという症例が、日本糖尿病学会の学会誌に報告されています(1型糖尿病の新規発症・悪性腫瘍・感染症などほかの原因は除外され、ステロイド外用薬による血糖悪化と診断されました)。すべての方に起こることではありませんが、皮膚のバリア機能が落ちている状態で強い外用ステロイドを広範囲に使う場合は、特に注意が必要です。
出典:日本糖尿病学会誌『糖尿病』62巻6号「ステロイド外用薬により血糖悪化を呈した2型糖尿病の1例」

吸入薬の場合

気管支喘息などで使用する吸入ステロイドは、通常の使用量では全身性の副作用は少ないとされています。ただし、高用量の吸入ステロイドを継続した場合には、血糖値の上昇が報告されていることもわかっています。喘息やCOPDの治療で吸入薬を使っている糖尿病の方は、血糖コントロールの変化がないか、かかりつけの糖尿病内科と情報共有しておくと安心です。

📌 2F皮膚科・美容皮膚科をご利用の方へ

同じ建物の2F(美容皮膚科・皮膚科・形成外科)でステロイド外用薬を処方されている方も、糖尿病がある・血糖値が気になるという場合は、遠慮なく1F内科・糖尿病内科にもお声がけください。同じ建物内での情報共有がしやすいことは、当院の強みのひとつです。

5. どんな人がなりやすいか(リスクが高まる場面)

次のような方は、ステロイドによる血糖上昇のリスクが相対的に高いと考えられています。もともと該当する方がステロイドを開始する際は、事前に血糖値のベースラインを確認しておくことが望ましいとされています。

✅ もともと糖尿病、または糖尿病予備群(境界型)と言われたことがある方
✅ ご家族に糖尿病の方がいる方
✅ 肥満(BMI高値)・メタボリックシンドロームの指摘がある方
✅ ステロイドの投与量が多い、または投与期間が長くなる見込みの方
✅ 高齢の方(加齢に伴いインスリンの効きが低下しやすいため)
✅ 妊娠糖尿病の既往がある方

上記に当てはまる方が、リウマチ・膠原病内科、呼吸器内科、皮膚科、耳鼻咽喉科、整形外科などでステロイド治療を開始・増量する際は、あらかじめ血糖値・HbA1cを確認しておくことをおすすめします。すでに他院でステロイドを処方されている方の血糖管理を、当院の糖尿病内科で並行してサポートすることも可能です。

6. 診断のポイントと必要な検査

ステロイド糖尿病そのものに特別な診断基準があるわけではなく、通常の糖尿病と同じ基準(空腹時血糖126mg/dL以上、随時血糖200mg/dL以上、HbA1c 6.5%以上など)で判断します。ただし、前述のとおり空腹時血糖だけでは見逃されやすいため、実際の評価では以下のような工夫が重要になります。

検査・確認項目 ポイント
食後血糖値(特に昼食後2時間) 空腹時血糖が正常でも、食後高値が見つかることが多い
HbA1c 直近1〜2か月の平均的な血糖状態を反映。ただしステロイド開始直後は上昇が反映されるまで時間差がある
尿糖 簡便なスクリーニングとして有用。陽性の場合は血糖検査を追加
口渇・多飲・多尿などの自覚症状 高血糖が進んだサインとして重要。放置すると脱水や急激な血糖上昇につながることも

当院では、必要に応じてFreeStyleリブレ2などの持続血糖モニター(CGM)を用いて、食事や服薬タイミングと血糖値の日内変動を可視化することも可能です。ステロイド治療中の血糖変動パターンを把握するうえで、特に有用な場合があります。

7. 治療の考え方(食事療法・薬物療法)

ステロイド糖尿病の治療では、原疾患(ステロイドを使う理由となっている病気)の治療を優先しながら、血糖値を安全な範囲にコントロールしていくことが基本方針になります。自己判断でステロイドの量を減らしたり中止したりすることは避けてください。原疾患の悪化や、副腎機能の観点からも危険です。

生活面での工夫

食後高血糖が中心となるため、食事の量やタイミング、炭水化物の摂り方を見直すことが基本になります。可能な範囲での運動も、インスリン抵抗性の改善に役立ちます。

薬物療法

薬物療法が必要な場合は、食後高血糖という特徴に合わせた薬剤選択が行われることが一般的です。α-グルコシダーゼ阻害薬やグリニド薬、DPP-4阻害薬などのインクレチン関連薬は、食後の血糖上昇パターンに対応しやすい薬剤として使われることがあります。実際に、ステロイド投与に伴う血糖増悪に対してGLP-1受容体作動薬が有用であったという症例報告も国内から発表されています。

インスリン療法が必要になることも

『糖尿病診療ガイドライン2024』(日本糖尿病学会)では、「ステロイド治療時に高血糖を認める場合」がインスリン療法の相対的適応のひとつとして挙げられています。経口薬でのコントロールが難しい場合は、食後の血糖上昇に合わせて追加インスリン(ボーラスインスリン)を中心とした調整を行うことがあります。ステロイドの減量に合わせてインスリンの量も見直していく必要があるため、継続的なフォローアップが重要です。
出典:日本糖尿病学会『糖尿病診療ガイドライン2024』第6章「インスリンによる治療」表2

8. 他科でステロイドを処方されたときの注意点

皮膚科・呼吸器内科・整形外科・耳鼻咽喉科など、他の医療機関でステロイドを新たに処方された、または増量になった場合は、次の点を意識していただくと安心です。

STEP 1 糖尿病・血糖値の既往を必ず伝える
ステロイドを処方する医師に、糖尿病の既往や血糖値が高めであることを伝えておきましょう。
STEP 2 のどの渇き・尿の増加などの症状に注意する
ステロイド開始後、気になる症状が出たら早めに相談してください。
STEP 3 血糖値・HbA1cを定期的に確認する
特に食後の血糖値を、可能であればご自身でも記録してみましょう。
STEP 4 糖尿病内科と情報を共有する
当院の糖尿病内科にステロイドの種類・量・期間の情報をお持ちいただければ、より的確な血糖管理のご提案ができます。

繰り返しになりますが、血糖値が気になるからといって、ステロイドをご自身の判断で減らしたり止めたりしないでください。原疾患の治療とのバランスをとりながら血糖値を管理していくことが大切です。

ステロイド使用中に血糖値の上昇が気になる方は、当院の糖尿病内科にご相談ください。

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9. 理事長コメント

💬 理事長 五藤良将より
「ステロイドは多くの病気の治療に欠かせない薬ですが、血糖値への影響は見逃されがちです。特に、皮膚科で処方された塗り薬まで血糖値と結びつけて考える方は少なく、実際にご相談を受けて初めて気づくケースもあります。当院は1F内科・糖尿病内科と2F皮膚科・美容皮膚科が同じ建物にあるという強みを生かし、他科で処方されたお薬も含めて血糖管理をサポートしています。気になる症状があれば、遠慮なくご相談ください。」

🏥 白金高輪で診るという選択(当院が選ばれる理由)

ステロイドによる血糖上昇は、「どの科で処方された薬か」に関わらず、糖尿病内科での横断的な評価が役立ちます。当院がこのテーマでお力になれる理由をご紹介します。

理由① 糖尿病内科を理事長が担当

日本糖尿病協会登録医である理事長 五藤良将が、糖尿病・血糖異常の診療を担当しています。

理由② CGM(持続血糖モニター)に対応

FreeStyleリブレ2により、食後の血糖変動を含めた日内変動を可視化できます。

理由③ 2Fとの連携

同じ建物の2Fに美容皮膚科・皮膚科・形成外科があり、外用ステロイド使用中の血糖管理についても情報共有しやすい体制です。

理由④ 日祝も診療

土・日・祝日も10:00〜15:00で診療しており、平日に通いにくい方の受け皿になります。

理由⑤ 立地

東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪駅」2番出口徒歩1分。他院への通院と並行しての受診にも便利です。

理由⑥ 健康診断・人間ドックにも対応

ステロイド使用前後の血糖値・HbA1cチェックも健診メニューの中で承っています。

ステロイド治療中に血糖値が気になる方は、一度ご相談ください。

11. よくある質問(FAQ)

Q. ステロイドを飲み始めたら、必ず糖尿病になりますか?
A. いいえ、必ず発症するわけではありません。もともとの体質、糖尿病の家族歴、投与量や投与期間などによって発症のしやすさは異なります。ただし、頻度が低くないことは知っておいていただきたい合併症です。
Q. 健康診断で空腹時血糖が正常でした。それでも心配する必要がありますか?
A. ステロイドを使用中の方は、空腹時血糖が正常でも食後血糖だけが高いことがあります。ステロイドを使用中・使用予定の方は、食後の血糖値やHbA1cも合わせて確認することをおすすめします。
Q. 塗り薬(ステロイド外用薬)でも血糖値は上がりますか?
A. 通常量・通常範囲の使用であれば全身への影響は限定的とされています。ただし、強い力価のステロイド外用薬を広範囲・長期間にわたって使用した場合は、血糖値に影響することが報告されています。皮膚のバリア機能が低下している場合は特に注意が必要です。
Q. 喘息の吸入薬でも血糖値に影響しますか?
A. 通常量の吸入ステロイドでは全身性の副作用は少ないとされていますが、高用量を継続した場合には血糖値の上昇が報告されています。喘息治療中の糖尿病の方は、血糖コントロールの変化がないか意識しておくと安心です。
Q. ステロイドで血糖値が上がったら、ステロイド自体をやめるべきですか?
A. 自己判断での減量・中止はおすすめできません。ステロイドが必要な原疾患の治療とのバランスをとりながら、血糖値のコントロール方法(食事の工夫や薬物療法)を並行して検討するのが基本的な考え方です。必ず処方医または糖尿病内科にご相談ください。
Q. ステロイドをやめれば、血糖値は元に戻りますか?
A. ステロイドの減量・中止に伴って血糖値が改善することは多いですが、もともと糖尿病になりやすい体質があった場合などは、そのまま糖尿病が続くこともあります。ステロイド終了後も血糖値の経過観察を続けることが大切です。
Q. もともと糖尿病があります。これからステロイド治療が必要になりそうです。どうすればよいですか?
A. ステロイドを処方する医師に糖尿病があることを必ず伝えたうえで、当院のような糖尿病内科でも並行して血糖値をフォローすることをおすすめします。事前に血糖値・HbA1cのベースラインを確認しておくと、開始後の変化に気づきやすくなります。
Q. CGM(持続血糖モニター)は、ステロイド使用中でも使えますか?
A. はい、使用可能です。ステロイド使用中の食後を中心とした血糖変動パターンを把握するうえで、CGM(FreeStyleリブレ2など)は有用な選択肢のひとつです。適応については診察時にご相談ください。
医療法人社団 五良会・正友会 理事長 五藤 良将

AUTHOR / SUPERVISOR

医療法人社団 五良会 理事長 五藤 良将(ごとう よしまさ)

  • 防衛医科大学校 医学部 卒業(27期)。防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院、自衛隊横須賀病院ほかで臨床経験を積む
  • 医療法人社団 五良会 理事長/医療法人社団 正友会 理事長/竹内内科小児科医院 院長
  • 日本内科学会 認定内科医/日本抗加齢医学会 専門医/日本糖尿病協会 登録医/日本旅行医学会 認定医
  • 日本温泉気候物理医学会 温泉療法専門医/日本医師会認定産業医/日本医師会認定健康スポーツ医/難病指定医
  • 所属学会:日本内科学会、日本糖尿病学会、日本アレルギー学会、日本東洋医学会、日本リウマチ学会、日本外来小児科学会、日本抗加齢医学会、日本睡眠学会、日本美容内科学会、日本旅行医学会 ほか
  • 著書『あぶら落とすスープ』(アスコム)。NHK・TBS・フジテレビ・日本テレビ・テレビ朝日などメディア出演多数

執筆・監修責任について

本記事は、五藤良将が公的機関の発表・国内外の診療ガイドライン・査読済み論文を確認したうえで執筆・監修しています。内容は公開時点の情報に基づくものであり、新しい知見やガイドラインの改訂があった場合は、こちらで記事を更新します。
本記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、個々の患者さんの診断・治療に代わるものではありません。症状や治療のご判断については、必ず医師にご相談ください。記載内容について気になる点がございましたら、五良会クリニック白金高輪(03-6432-5353)までお知らせください。

12. まとめ

📝 この記事のポイント
✅ ステロイド薬(内服・注射・外用薬・吸入薬)は、血糖値を上げることがあります
✅ インスリン抵抗性の増加、肝臓での糖新生促進、インスリン分泌低下の3つが主な機序です
✅ 空腹時血糖は正常でも、食後血糖だけが高くなるパターンが多く見逃されやすいです
✅ 強い外用ステロイドの広範囲・長期使用や、高用量の吸入ステロイドでも注意が必要です
✅ 治療は原疾患の管理とのバランスをとりながら、食事の工夫や薬物療法(インクレチン関連薬・インスリンなど)で行います
✅ 自己判断でステロイドを減量・中止せず、必ず主治医にご相談ください
✅ 他科でステロイドを処方された場合も、当院の糖尿病内科で並行して血糖管理をサポートできます
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