【医師徹底解説】糖尿病治療×内視鏡×人間ドック|4学会指導医監修・CGM個別化+抗老化エビデンス【白金高輪】
執筆・監修
医療法人社団五良会 理事長 五藤良将(糖尿病・代謝・抗加齢医学)
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五良会クリニック白金高輪 院長 玉井博修(消化器内科・肝臓内科・内視鏡/4学会専門医・指導医)
理事長:日本内科学会認定内科医・日本抗加齢医学会専門医・日本旅行医学会認定医・日本美容内科学会評議員ほか/著書『血液と体の「あぶら」を落とすスープ』(アスコム, 2024)/院長:慶應義塾大学医学部卒、川崎市立川崎病院 肝臓内科部長(2008年〜)・消化器内科部長(2012年〜)、久里浜医療センター勤務歴/日本内科学会総合内科専門医・指導医/日本消化器病学会専門医・指導医/日本消化器内視鏡学会専門医・指導医/日本肝臓学会専門医・指導医
五良会クリニック白金高輪 理事長の五藤良将(糖尿病・代謝・抗加齢医学)と、院長の玉井博修(消化器内科・肝臓内科・内視鏡/4学会専門医・指導医)です。
「健診で血糖値が高いと言われた」「家族が糖尿病なので心配」「すでに糖尿病で薬を飲んでいるけれど、これでいいのか不安」——白金高輪・港区エリアにお勤めの皆さまから、こうしたご相談を日々いただきます。糖尿病治療はこの10年で劇的に進化しました。単に血糖値を下げる時代から、心臓・腎臓を守り、健康寿命を延ばす時代へ。そして一人ひとりの病態に合わせて薬を選ぶ「個別化医療」の時代へと変わっています。
本記事では、糖尿病治療の最新エビデンスをお伝えするとともに、当院ならではの強み——4学会専門医・指導医による診療、消化器内視鏡担当医6名体制(第1〜第5土曜すべて毎週対応)、人間ドック・健康診断、CGM個別化治療——を活かして、糖尿病の方の合併症予防(特に胃がん・大腸がんなどの「見逃せないリスク」)まで、丸ごとお守りする診療体制をご紹介します。
🔗 田園調布版もご一読ください
本記事は、医療法人社団五良会の田園調布拠点・竹内内科小児科医院で公開した「糖尿病治療の最前線|メトホルミン・SGLT2・CGM個別化+抗老化の最新エビデンス【田園調布】」を、白金高輪エリアのビジネスパーソン向けに再構成し、当院の強み(4学会専門医・指導医、内視鏡6名体制・土曜毎週対応、人間ドック)を加えてお届けする版です。糖尿病治療の基礎は両記事共通ですので、お住まい・勤務地の近い方が通いやすい拠点をお選びください。
📌 院長プロフィール詳細
【新院長就任】川崎市立川崎病院 元・消化器内科部長 玉井博修医師が就任しました
玉井院長は日本内科学会・日本消化器病学会・日本消化器内視鏡学会・日本肝臓学会の4学会すべてで「専門医・指導医」のダブル資格保有。「指導医」は専門医を指導・育成できる立場の医師に与えられる上位資格です。詳しい経歴は院長就任ブログをご覧ください。
目次
なぜ糖尿病の方こそ「内視鏡」と「人間ドック」が必須か
糖尿病治療というと「血糖を下げる薬」「食事と運動」がすぐに思い浮かびますが、実は糖尿病の方は、糖尿病でない方と比べて多くのがん・血管疾患のリスクが高まっていることが、近年の大規模研究で明らかになっています。だからこそ私たちは、糖尿病の患者さんには「内視鏡」と「人間ドック」を強くお勧めしています。
糖尿病の方で上昇するがん・血管疾患リスク(主な疫学報告)
| 疾患 | 糖尿病でないと比較したリスク | 早期発見に有効な検査 |
|---|---|---|
| 大腸がん | 約1.3〜1.4倍上昇 | 大腸内視鏡(大腸カメラ) |
| 肝臓がん | 約2倍以上上昇(脂肪肝経由) | 腹部エコー・FibroScan・採血 |
| 膵臓がん | 約1.9倍上昇 | 腹部エコー・MRI/MRCP |
| 胃がん | 糖尿病・高血糖でリスク上昇の報告あり | 上部消化管内視鏡(胃カメラ) |
| 冠動脈疾患(心筋梗塞) | 約2倍(メタアナリシスHR 2.00) | 心電図・心エコー・採血・血圧 |
| 虚血性脳卒中 | 約2.3倍(メタアナリシスHR 2.27) | 頸動脈エコー・採血・血圧 |
出典:Emerging Risk Factors Collaboration, Lancet 2010(102の前向き研究・約70万人を統合したメタアナリシス)/国立がん研究センター「糖尿病とがんに関する委員会報告」(2013年)/日本糖尿病学会・日本癌学会合同委員会報告
糖尿病があると、なぜがんリスクが上がるのか
主な機序として、①インスリン抵抗性によるインスリン・IGF-1の慢性的高値(細胞増殖シグナル)、②高血糖による酸化ストレス・慢性炎症、③肥満・脂肪肝の合併、④腸内細菌叢の変化などが指摘されています。糖尿病は単なる「血糖の病気」ではなく、全身に影響する代謝疾患であり、だからこそ「血糖を下げて終わり」ではなく、がん・心血管疾患の早期発見まで含めた包括的なケアが必要なのです。
当院では、糖尿病・代謝専門の理事長による継続診療と、4学会(内科・消化器病・消化器内視鏡・肝臓)すべてで専門医・指導医を持つ玉井院長を中心とした消化器内視鏡医6名体制がワンフロアでつながっています。糖尿病の管理+内視鏡+人間ドックを同じクリニックで完結できるのが、白金高輪の最大の強みです。当院の強み詳細はセクション10をご覧ください。
📚 関連シリーズ:脂肪肝・メタボ・内視鏡・アルコール 全5回
糖尿病の方の多くは脂肪肝(MASLD)を合併しており、肝臓がんリスクの上昇に直結します。詳しくは玉井院長監修の脂肪肝シリーズをぜひあわせてお読みください:
第1回|健診で脂肪肝・γGTP高めと言われたら / 第2回|MASLD・MASH(旧NAFLD・NASH)2023年新基準 / 第5回|内視鏡×腹部エコー『丸ごと検査』のすすめ
日本と欧米の治療戦略はなぜ違うのか
糖尿病治療について調べていると、「メトホルミンが世界標準の第一選択薬」という情報に触れることが多いかもしれません。しかし日本の診療ガイドラインでは、一律の第一選択薬を定めていません。これは日本の治療が遅れているわけではなく、日本人と欧米人の糖尿病の病態が根本的に異なるためです。
欧米の2型糖尿病患者さんは、多くが高度な肥満と強いインスリン抵抗性を背景に発症します。一方、日本人を含む東アジア人では、膵β細胞のインスリン分泌能が遺伝的に低いことが知られており、肥満が軽度でも糖尿病を発症する「痩せ型糖尿病」の方が半数近くを占めます。そのため、欧米で効果的な治療戦略が、日本人にはそのまま適用できないのです。
エビデンス:熊本スタディ(Kumamoto Study)
1995年に発表された日本発の画期的研究。日本人2型糖尿病患者110名を対象に、強化インスリン療法と従来療法を6〜8年比較した結果、強化療法群で網膜症の進行を69%、腎症の進行を70%抑制しました。HbA1c 6.5%未満、空腹時血糖110 mg/dL未満、食後2時間血糖180 mg/dL未満という日本独自の管理目標の根拠となり、現在も日本の糖尿病治療の礎となっています(Ohkubo Y et al. Diabetes Res Clin Pract 1995; Shichiri M et al. Diabetes Care 2000)。
日本糖尿病学会は2022年に「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」を公表しました。そこではStep1で「病態に応じた薬剤選択」、Step2で「安全性への配慮」、Step3で「Additional benefits(合併症予防効果)」の観点から薬剤を選ぶ、3ステップの考え方が示されています。これが個別化医療の基本となっています(日本糖尿病学会『糖尿病治療ガイド2024-2025』)。
日本と欧米の治療戦略の比較
| 項目 | 欧米(ADA/EASD) | 日本(日本糖尿病学会) |
|---|---|---|
| 主な病態 | 肥満型・インスリン抵抗性が主体 | 痩せ型・インスリン分泌低下も半数近く |
| 第一選択薬 | メトホルミン(歴史的に) | 病態に応じて選択(一律なし) |
| 治療の考え方 | 心血管リスク・腎症の有無で分岐 | 3ステップ(病態→安全性→追加効果) |
| インスリン療法 | 最終手段として後回し | 必要時には早期導入を推奨(熊本スタディ) |
メトホルミン─60年以上使われる「第一選択薬」の実力
メトホルミンは1957年にフランスで発売されたビグアナイド系の糖尿病薬です。実に60年以上の歴史がありながら、今なお世界で最も処方されている糖尿病薬の一つ。安価で、血糖降下作用に優れ、体重増加を起こさず、低血糖のリスクも低いという優れた特性を持ちます。
メトホルミンの3つの作用機序
| 1 | 肝臓の糖新生を抑制 主作用。肝臓で作られる糖(糖新生)を減らし、空腹時血糖を改善します。 |
| 2 | 筋肉でのインスリン感受性改善 筋肉での糖取り込みを促進し、インスリン抵抗性を改善します。 |
| 3 | 腸管からの糖吸収を緩やかに 消化管での糖吸収を遅らせ、食後血糖の急上昇を抑えます。 |
エビデンス:UKPDS 34試験(メトホルミンの心血管保護効果)
1998年に発表された英国の大規模臨床試験。過体重の新規2型糖尿病患者753名を、メトホルミン強化療法群と食事療法群で10.7年間比較しました。その結果、メトホルミン群では糖尿病関連エンドポイントが32%減少、全死亡が36%減少、心筋梗塞が39%減少。さらに、インスリンやスルホニル尿素薬と比較して体重増加と低血糖が少ないことから、過体重患者における第一選択薬と位置づけられました(UKPDS 34 Group, Lancet 1998)。
メトホルミンが向いている方
- 肥満または過体重(BMI 25以上)でインスリン抵抗性が主体の方
- 体重を増やしたくない方
- 食後血糖が高い方
- 経済的な負担を軽くしたい方(ジェネリック薬で1錠10円程度)
メトホルミンの使用に注意が必要な方
メトホルミンは極めて稀ですが、乳酸アシドーシスという重篤な副作用を起こすことがあります。以下の方では慎重投与または禁忌となります:
- 腎機能が著しく低下している方(eGFR 30未満は禁忌)
- 高齢者(日本糖尿病学会『メトホルミンの適正使用に関するRecommendation 2020』では75歳以上は慎重投与)
- 脱水、大量飲酒、心不全・肝不全のある方
- ヨード造影剤使用前後(48時間の休薬が必要)
SGLT2阻害薬─心臓と腎臓を守る新世代の糖尿病薬
SGLT2(Sodium-Glucose Cotransporter 2)阻害薬は、糖尿病治療の概念を一変させた画期的な薬剤です。腎臓の尿細管で糖が再吸収されるのを阻害し、余分な糖を尿から排泄させるという独特なメカニズムを持ちます。1日あたり約70〜80gの糖を尿から排出するため、カロリーでいうと約300 kcalを「垂れ流し」にする効果があります。
しかし、SGLT2阻害薬の真の価値は、血糖降下作用そのものよりも、心血管イベントの抑制・腎機能保護・心不全予防にあります。これらの効果は血糖降下作用だけでは説明できない独立した効果であり、「糖尿病薬」という枠を超えて心臓病や腎臓病の治療薬としても使われるようになっています。
エビデンス:EMPA-REG OUTCOME試験
心血管リスクの高い2型糖尿病患者7,020名を対象にした大規模試験。エンパグリフロジン(SGLT2阻害薬)群は、プラセボ群と比較して、心血管死が38%減少、全死亡が32%減少、心不全による入院が35%減少しました。さらに腎機能解析では、顕性腎症への進行が39%減少、透析導入が55%減少という衝撃的な結果が示されました(Zinman B et al. NEJM 2015; Wanner C et al. NEJM 2016)。
SGLT2阻害薬が向いている方
- 心不全の既往または心不全リスクが高い方
- 慢性腎臓病(CKD)を併発している方
- 心筋梗塞・脳梗塞の既往がある方
- 肥満で体重を減らしたい方(116のランダム化比較試験のメタアナリシスで平均1.79 kg減量、Cheong AJY et al. Obesity 2022)
- 血圧が高めの方(SGLT2阻害薬には降圧効果もあり)
SGLT2阻害薬の注意点
- 脱水:尿量が増えるため、こまめな水分補給が必須(特に夏場・高齢者)
- 尿路・性器感染症:糖が尿に出るため、女性で頻度がやや増加
- 痩せ型・高齢者では慎重に:過度の体重減少・サルコペニア(筋肉量低下)のリスク
- シックデイには休薬:発熱・下痢・脱水時は一時中止
- 正常血糖ケトアシドーシス:稀だが重篤。血糖値が正常でも起きうる
GLP-1受容体作動薬─血糖・体重・心血管イベントを同時に改善
GLP-1(Glucagon-Like Peptide-1)は、食事をすると小腸から分泌されるインクレチンという消化管ホルモンの一種です。GLP-1受容体作動薬は、血糖値が高い時だけインスリン分泌を促進するという画期的な作用を持ち、低血糖を起こしにくい薬剤です。また、脳の食欲中枢に働きかけて食欲を抑え、胃の動きをゆっくりにすることで体重減少効果も発揮します。
注射薬として登場しましたが、近年は経口セマグルチド(リベルサス®)という飲み薬も使えるようになり、注射が苦手な方にも選択肢が広がりました。肥満症治療薬(ウゴービ®)としても承認されています。
エビデンス:LEADER試験(リラグルチドの心血管保護)
2型糖尿病で心血管リスクの高い患者9,340名を対象とした試験。リラグルチド(GLP-1受容体作動薬)群はプラセボ群と比較して、主要心血管イベントが13%減少、心血管死が22%減少、全死亡が15%減少しました。同時にHbA1cを約0.4%低下させ、体重も平均2.3 kg減少。GLP-1受容体作動薬の血糖降下・体重減少・心血管保護の「一石三鳥」効果が確立した画期的試験です(Marso SP et al. NEJM 2016)。
GLP-1受容体作動薬が向いている方
- 肥満を伴う糖尿病で、強い体重減少効果を期待したい方
- 食事量のコントロールが難しい方(食欲抑制効果)
- 心筋梗塞・脳梗塞の既往がある方
- 低血糖が怖い方(GLP-1単独では低血糖をほぼ起こさない)
病態別の薬剤選択─日本糖尿病学会のアルゴリズム
日本糖尿病学会の「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」(2022年)では、次の観点から薬剤を選びます。実際の診療では、これらを総合的に組み合わせて最適な処方を検討します。
病態・患者背景 × 優先される薬剤
| 病態・患者背景 | 優先される薬剤 |
|---|---|
| 肥満型(BMI 25以上)・インスリン抵抗性主体 | メトホルミン、SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬 |
| 痩せ型・インスリン分泌低下主体 | DPP-4阻害薬、グリニド薬、少量SU薬 |
| 心不全既往・心不全リスク高 | SGLT2阻害薬(第一選択) |
| CKD(慢性腎臓病)合併 | SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬 |
| 心筋梗塞・脳卒中既往 | GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬 |
| 高齢者(75歳以上)・フレイル | DPP-4阻害薬(低血糖リスク少) |
| 食後高血糖が主体 | α-グルコシダーゼ阻害薬、グリニド薬 |
同じ「糖尿病」でも薬は一人ひとり違う
以前は「まずメトホルミン、効かなければSU薬を追加」という画一的な治療が主流でした。しかし現在は、患者さんの体型、年齢、腎機能、心臓の状態、生活リズム、経済状況などを総合的に考慮して、一人ひとりに合った薬を選ぶ時代です。これが「個別化医療」の本質であり、同じ糖尿病の診断でも、処方される薬は患者さんによって大きく異なります。
CGM(リブレ)による個別化治療
糖尿病治療を大きく変えたもう一つの革命が、CGM(Continuous Glucose Monitoring、持続血糖モニタリング)です。代表的なFreeStyleリブレは、上腕に装着する500円玉大のセンサーが、24時間血糖値を連続測定します。スマートフォンや専用リーダーで、いつでも自分の血糖値と変動パターンを見ることができます。
従来の血糖管理は、HbA1c(過去1〜2ヶ月の平均血糖)と指先穿刺による自己測定(SMBG、瞬間値)に頼っていました。しかしHbA1cは「平均値」でしかなく、食後の血糖スパイクや夜間低血糖など、実際の血糖変動を見逃してしまうという大きな欠点がありました。
CGMでわかる4つの「見えなかった血糖」
| 1 | 食後血糖スパイク(Time Above Range) HbA1c(平均値)が同じでも、食後に180 mg/dLを超える時間が長い人と短い人では、血管への負担が大きく異なります。国際コンセンサス(Battelino T et al. Diabetes Care 2019)では、目標血糖範囲(70〜180 mg/dL)内に入っている時間の割合(Time in Range, TIR)を70%以上とすることが推奨されています。 |
| 2 | 夜間低血糖 就寝中の低血糖(特に高齢者・インスリン使用者)は自覚症状がなく、心血管イベントの引き金になります。 |
| 3 | 血糖変動の大きさ(血糖変動性) 平均値が同じでも、変動が大きい人ほど酸化ストレスが強く、合併症リスクが高まります。 |
| 4 | 食品・運動ごとの個人反応 「白米でもこの人は血糖が上がらない」「この人はパンより蕎麦で上がる」という個別パターンが可視化できます。 |
エビデンス:CGMはHbA1cを下げる
多施設無作為化試験で、インスリン多回注射を行う成人糖尿病患者に対してCGMを導入した群は、従来の指先測定群と比較して、24週間でHbA1cが有意に低下しました(Beck RW et al. Ann Intern Med 2017 [DIAMOND試験T2D]; Martens T et al. JAMA 2021 [MOBILE試験])。基礎インスリンのみの2型糖尿病患者にも同様の効果が確認されています。
当院のCGM活用方針
五良会クリニック白金高輪では、糖尿病治療の質を一段引き上げるために、リブレを以下のような方に積極的に活用しています。理事長・五藤は、CGMデータを患者さんと一緒に解析し、食事・運動・薬剤の調整を個別化する診療を重視しています。
- インスリン治療中の患者さん(保険適用):血糖変動の最適化、低血糖回避、TIR向上
- 血糖コントロールが難しい方:変動パターンから原因を特定し処方を最適化
- 食事療法の効果を実感したい方(自費):どの食品でどれだけ血糖が上がるかを可視化
- 境界型糖尿病・予備軍の方(自費):発症予防のための行動変容ツール
- GLP-1受容体作動薬・SGLT2阻害薬使用中の方(自費):薬剤効果のモニタリング
リブレの保険適用と自費(自由診療)
| 区分 | 対象 | 月額自己負担(目安) |
|---|---|---|
| 保険適用 (C150-7) |
インスリン製剤の自己注射を1日1回以上行っている入院中以外の方(1型・2型問わず、3月に3回まで算定可) | 3割負担:約3,750円 2割負担:約2,500円 1割負担:約1,250円 ※インスリン関連費用別途 |
| 自費 (自由診療) |
内服薬・GLP-1受容体作動薬のみの方/境界型・予備軍/健診で血糖異常を指摘された方/食事療法の効果を可視化したい方 | センサー1個(14日分):7,700円 センサー2個(28日分):15,000円 ※専用リーダーは8,000円(スマホアプリ利用なら不要) |
糖尿病薬は老化を遅らせるか─Geroscience(老化医科学)
糖尿病治療の最前線を語るうえで、近年見逃せないテーマが「糖尿病薬が老化そのものを遅らせる可能性」です。これはGeroscience(老化医科学)と呼ばれる学問領域の核心的な問いです。糖尿病・心血管病・がん・認知症はすべて加齢に伴って増える病気ですが、これらに共通する「老化」という土台そのものに薬で介入できれば、複数の病気を同時に減らせるのではないか──この発想が、いま世界の老年医学の最前線で検証されています。
理事長・五藤は日本抗加齢医学会専門医として、糖尿病診療と抗加齢医学(アンチエイジング)の両方を専門的に診療しています。最新のGeroscience研究の知見を踏まえ、糖尿病をお持ちの方にとって「血糖を下げる」だけでなく「健康寿命を延ばす」という観点から最適な薬剤選択を一緒に考えていきます。
エビデンス:NIA-ITPで寿命延長が確認された薬剤
アメリカ国立老化研究所(NIA)のInterventions Testing Program(ITP)では、遺伝的に多様なマウスを用いて複数施設で同時に寿命延伸薬剤を検証しています。マウスで有意に寿命を延ばすことが報告されている主な薬剤は、ラパマイシン(Harrison DE et al. Nature 2009)、アカルボース(Harrison DE et al. Aging Cell 2014)、17-α-エストラジオール(Harrison DE et al. Aging Cell 2014)、アスピリン(Strong R et al. Aging Cell 2008)、ノルジヒドログアイアレチン酸(NDGA)(Strong R et al. Aging Cell 2008)です。このうち、糖尿病治療薬である「アカルボース」が含まれている点は臨床的にも大変興味深い結果です。
ITP以外の研究では、メトホルミン(Martin-Montalvo A et al. Nat Commun 2013, マウスで健康寿命・寿命延長)、レスベラトロール(高脂肪食マウスで寿命延長、Baur JA et al. Nature 2006)、ACEi/ARBも候補薬として位置づけられています(Newman JC et al. J Gerontol A Biol Sci Med Sci 2016)。
TAME試験(Targeting Aging with Metformin)
アメリカでは、65歳以上の約3,000人を対象に、メトホルミンが心血管病・がん・認知症・糖尿病・死亡といった複数の加齢関連疾患の発症を同時に遅らせるかを検証する大規模臨床試験「TAME試験」が計画されています。これは「老化」そのものをFDA(米国食品医薬品局)に疾患として認めてもらうという歴史的意義を持つ試験です(Newman JC et al. J Gerontol A Biol Sci Med Sci 2016)。
誤解してはいけないこと
「糖尿病薬が寿命を延ばす」という報道や情報がインターネット上で目立ちますが、現時点ではヒトでの明確な抗老化効果は証明されていません。健康な方への予防投与や、エビデンスが不十分な自己判断の内服は、副作用(乳酸アシドーシス、ビタミンB12低下、脱水など)のリスクを負うだけで、メリットが不明確です。糖尿病でない方が抗老化目的で服用することは現時点で推奨されず、必ず医師の管理下で、適応に基づいた処方を受けることが重要です。
合併症の早期発見と予防
糖尿病治療の最終目標は、合併症を防いで健康寿命を延ばすことです。合併症は大きく2つに分けられます。
細小血管症(糖尿病三大合併症)
| 合併症 | 症状・予後 | 推奨検査頻度 |
|---|---|---|
| 糖尿病網膜症 | 失明の主要原因。初期は無症状。進行すると硝子体出血・網膜剥離 | 眼科で年1回以上の眼底検査 |
| 糖尿病腎症 | 新規透析導入原因の第1位。初期は無症状 | 尿アルブミン・eGFRを年1〜2回 |
| 糖尿病神経障害 | 足のしびれ・痛み・感覚低下。足病変・壊疽の原因 | 問診・アキレス腱反射・振動覚を年1回以上 |
大血管症(動脈硬化性疾患)
糖尿病の方では、非糖尿病の方と比較して大血管症のリスクが大幅に上昇します。例えば、102の前向き研究・約70万人を統合したメタアナリシス(Emerging Risk Factors Collaboration, Lancet 2010)では、糖尿病患者における冠動脈疾患の発症リスクは約2倍(HR 2.00、95%CI 1.83-2.19)、虚血性脳卒中は約2.3倍(HR 2.27、95%CI 1.95-2.65)と報告されています。糖尿病は「動脈硬化促進病」とも言える病気で、血糖コントロールだけでなく、血圧・脂質・体重・禁煙を同時に管理することが重要です。
見逃してはいけないサイン
- 視界がかすむ、飛蚊症が増えた → 眼底出血の可能性
- 足先のしびれ、感覚低下、傷が治りにくい → 神経障害・血流障害
- 尿が泡立つ → タンパク尿(腎症)の可能性
- 階段で息切れ、胸の圧迫感 → 虚血性心疾患の可能性
- 足が冷たい、歩くとふくらはぎが痛む → 末梢動脈疾患
- 食欲低下、便潜血陽性、便通異常、体重減少 → 消化器がんの可能性(内視鏡検査推奨)
当院の強み|4学会指導医・内視鏡6名体制・人間ドック
五良会クリニック白金高輪は、糖尿病・代謝の管理と並行して、消化器内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)・腹部エコー・健康診断・人間ドックまで、白金高輪駅徒歩1分のワンストップで完結できる体制を整えています。
玉井博修院長|4学会すべてで「専門医」かつ「指導医」
五良会クリニック白金高輪 院長
玉井 博修(たまい ひろなお)
慶應義塾大学医学部卒業/久里浜医療センター(旧久里浜アルコール症センター)勤務歴/川崎市立川崎病院 肝臓内科部長(2008年〜)・消化器内科部長(2012年〜)/2026年4月 五良会クリニック白金高輪 院長就任
4学会で「専門医」かつ「指導医」のダブル資格
- 日本内科学会 総合内科専門医・指導医
- 日本消化器病学会 専門医・指導医
- 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
- 日本肝臓学会 専門医・指導医
「指導医」は専門医を指導・育成できる立場の医師に与えられる上位資格。「指導医を持つ専門医」は専門医の中でも一握りです。
消化器内視鏡担当医6名体制・第1〜第5土曜すべて毎週対応
当院では玉井院長を中心に、消化器・肝臓・内視鏡を専門とする医師6名体制で内視鏡検査を実施しています。多くのクリニックでは「土曜は第◯週のみ」という体制が一般的ですが、当院では第1〜第5土曜すべてで内視鏡対応。「平日は仕事で休めない」という働き世代の方も、月のどの土曜日でも検査を受けられます。
内視鏡担当医6名体制
| 医師 | 専門・経歴/主な担当 |
|---|---|
| 玉井 博修 院長 |
4学会専門医・指導医(前掲)/月午前午後・木午前・金午前午後・第2第4土 |
| 坂田 真紀子 | 消化器外科・内視鏡/日本外科学会専門医・日本消化器外科学会専門医・指導医・日本消化器内視鏡学会上部消化管内視鏡スクリーニング認定医/水曜・日曜 |
| 井田 智則 | 消化器内科/大森赤十字病院 消化器内科長/第1土曜 |
| 山田 医師 | 消化器内科・肝臓内科・上部下部内視鏡/日本内科学会総合内科専門医・日本消化器内視鏡学会専門医・指導医・日本消化器病学会専門医・指導医・日本消化管学会専門医・日本肝臓学会専門医・指導医/第3・第5土曜 |
| 石丸 神矢 | 外科専門医・内視鏡/不定期(応援勤務) |
| 阿部 靖彦 | 消化器内科・内視鏡・心療内科/日本消化器内視鏡学会専門医・日本消化器病学会専門医・日本心身医学会専門医・日本心療内科学会専門医/不定期(応援勤務) |
健康診断・人間ドック
当院では、企業健診・特定健診・人間ドックも受け付けています。糖尿病・代謝に関する詳細な検査項目に加え、胃カメラ・大腸カメラ・腹部エコーを組み合わせた充実した内容でご提供できます。
糖尿病の方におすすめの『丸ごと検査』パッケージ
| パッケージ | 主な内容 |
|---|---|
| A. 糖尿病スクリーニング | 採血(血糖・HbA1c・脂質・肝機能・腎機能)+尿検査+血圧+身体計測 |
| B. 糖尿病+脂肪肝 | A+腹部エコー+FIB-4 indexリスク評価(必要に応じてセンター南でFibroScan) |
| C. 糖尿病+内視鏡(上部) | B+胃カメラ(鎮静下対応可)/玉井院長または専門医による検査 |
| D. 糖尿病+内視鏡(上部+下部) | C+大腸カメラ。同日実施も可能(鎮静下・約2時間) |
| E. CGM+総合健診 | D+CGM(リブレ)2週間装着で血糖変動を可視化 |
※具体的な内容・費用は診察時にご相談のうえカスタマイズします。鎮静下内視鏡については関連記事「苦痛の少ない鎮静下内視鏡検査」をご覧ください。
五良ファミリークリニックセンター南との連携
精密な肝硬度測定(FibroScan)が必要な場合は、同じ医療法人グループの五良ファミリークリニックセンター南(医療法人社団正友会・理事長:五藤良将)と連携しています。糖尿病に伴う脂肪肝(MASLD)の精査・経過観察に最適です。
食事療法と理事長の著書
糖尿病治療の土台は、あくまで食事療法です。どんなに優れた薬を使っても、食事が乱れていては効果が半減します。しかし、「厳しいカロリー制限」「糖質完全カット」「一生続く我慢」といったイメージから、食事療法が続かない方は少なくありません。
理事長・五藤の著書『血液と体の「あぶら」を落とすスープ』(アスコム、2024年)では、無理なく続けられる実践的な食事のアプローチを紹介しています。中性脂肪やコレステロールが気になる方、メタボから糖尿病への進行を防ぎたい方に向けた、科学的根拠に基づいたスープレシピをまとめた一冊です。
📖 五藤良将 著『血液と体の「あぶら」を落とすスープ』(アスコム, 2024)
- 内臓脂肪を減らすための具体的な食材の選び方
- 中性脂肪・LDLコレステロールを下げるスープレシピ
- 忙しい方でも続けられる作り置き・時短メニュー
- 血糖値の急上昇を抑える「食べる順番」
- 医学的根拠(エビデンス)に基づく栄養学解説
糖尿病の食事療法では、「何を食べないか」だけでなく「何を優先的に食べるか」を考えることが大切です。野菜・海藻・きのこ・大豆製品・青魚を中心に、良質なタンパク質と食物繊維を意識的にとることで、自然と血糖と体重のコントロールが可能になります。
今日から実践できる5つの行動
| 1 | 薬を飲み忘れたら必ず医師に相談 自己判断での中断は血糖急変の原因になります。飲み忘れの対処法を主治医と共有しましょう。 |
| 2 | 年1回の合併症チェックを欠かさない 眼底検査、尿アルブミン、足の診察、心電図・頸動脈エコー、胃カメラ・大腸カメラ・腹部エコー。症状がなくても検査は必須です。 |
| 3 | 食後の血糖変動を一度は見てみる CGMの短期装着(2週間)で自分の血糖パターンを可視化。食事・運動の改善ポイントが明確になります。 |
| 4 | 食べる順番を「野菜→タンパク質→炭水化物」に 食物繊維とタンパク質を先に食べることで、食後血糖の上昇を緩やかにできます。 |
| 5 | 食後10分のウォーキング 食後すぐの軽い運動は、食後血糖のピークを明確に抑えます。激しい運動は不要。「食後は座らない」を習慣に。 |
まとめ|白金高輪駅徒歩1分・土日祝も診療
糖尿病治療はこの10年で大きく変わりました。単に血糖値を下げる時代から、心臓・腎臓を守り、健康寿命を延ばす時代へ。そして一人ひとりの病態に合わせて薬を選ぶ個別化医療の時代へと進化しています。
そして糖尿病の方こそ、胃がん・大腸がん・肝臓がん・膵臓がん・心血管疾患のリスクが上がることを忘れてはいけません。だからこそ私たちは、「糖尿病管理+内視鏡+人間ドック」をワンストップで提供することにこだわっています。
五良会クリニック白金高輪の総合力
- 糖尿病・代謝・抗加齢医学を専門とする理事長による継続診療
- 4学会すべてで専門医・指導医を持つ玉井院長
- 消化器内視鏡担当医6名体制・第1〜第5土曜すべて毎週対応
- CGM(リブレ)個別化治療(保険適用+自費)
- 健康診断・人間ドック(採血+エコー+内視鏡まで一括)
- 白金高輪駅2番出口徒歩1分・平日19:00まで/土日祝も10:00〜15:00診療
- 同グループの五良ファミリークリニックセンター南と連携(FibroScan等)
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🔗 内視鏡・健診の関連記事
・日本糖尿病学会『糖尿病治療ガイド2024-2025』文光堂, 2024.
・日本糖尿病学会「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」(第2版)糖尿病 2023;66(10):715-733.
・Ohkubo Y, Kishikawa H, Araki E, et al. ‘Intensive insulin therapy prevents the progression of diabetic microvascular complications in Japanese patients with non-insulin-dependent diabetes mellitus.’ Diabetes Res Clin Pract. 1995;28(2):103-17.
・Shichiri M, Kishikawa H, Ohkubo Y, Wake N. ‘Long-term results of the Kumamoto Study on optimal diabetes control in type 2 diabetic patients.’ Diabetes Care. 2000;23 Suppl 2:B21-9.
・UK Prospective Diabetes Study (UKPDS) Group. ‘Effect of intensive blood-glucose control with metformin on complications in overweight patients with type 2 diabetes (UKPDS 34).’ Lancet. 1998;352(9131):854-65.
・Zinman B, Wanner C, Lachin JM, et al; EMPA-REG OUTCOME Investigators. ‘Empagliflozin, cardiovascular outcomes, and mortality in type 2 diabetes.’ N Engl J Med. 2015;373(22):2117-2128.
・Wanner C, Inzucchi SE, Lachin JM, et al; EMPA-REG OUTCOME Investigators. ‘Empagliflozin and Progression of Kidney Disease in Type 2 Diabetes.’ N Engl J Med. 2016;375(4):323-334.
・Marso SP, Daniels GH, Brown-Frandsen K, et al; LEADER Trial Investigators. ‘Liraglutide and Cardiovascular Outcomes in Type 2 Diabetes.’ N Engl J Med. 2016;375(4):311-22.
・Beck RW, Riddlesworth TD, Ruedy K, et al; DIAMOND Study Group. ‘Continuous Glucose Monitoring Versus Usual Care in Patients With Type 2 Diabetes.’ Ann Intern Med. 2017;167(6):365-374.
・Martens T, Beck RW, Bailey R, et al; MOBILE Study Group. ‘Effect of Continuous Glucose Monitoring on Glycemic Control in Patients With Type 2 Diabetes Treated With Basal Insulin.’ JAMA. 2021;325(22):2262-2272.
・Battelino T, Danne T, Bergenstal RM, et al. ‘Clinical Targets for Continuous Glucose Monitoring Data Interpretation.’ Diabetes Care. 2019;42(8):1593-1603.
・Newman JC, Milman S, Hashmi SK, et al. ‘Strategies and Challenges in Clinical Trials Targeting Human Aging.’ J Gerontol A Biol Sci Med Sci. 2016;71(11):1424-1434.
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・Harrison DE, Strong R, Allison DB, et al. ‘Acarbose, 17-α-estradiol, and nordihydroguaiaretic acid extend mouse lifespan preferentially in males.’ Aging Cell. 2014;13(2):273-282.
・Strong R, Miller RA, Astle CM, et al. ‘Nordihydroguaiaretic acid and aspirin increase lifespan of genetically heterogeneous male mice.’ Aging Cell. 2008;7(5):641-650.
・Martin-Montalvo A, Mercken EM, Mitchell SJ, et al. ‘Metformin improves healthspan and lifespan in mice.’ Nat Commun. 2013;4:2192.
・Baur JA, Pearson KJ, Price NL, et al. ‘Resveratrol improves health and survival of mice on a high-calorie diet.’ Nature. 2006;444(7117):337-342.
・The Emerging Risk Factors Collaboration, Sarwar N, Gao P, et al. ‘Diabetes mellitus, fasting blood glucose concentration, and risk of vascular disease: a collaborative meta-analysis of 102 prospective studies.’ Lancet. 2010;375(9733):2215-22.
・Cheong AJY, Teo YN, Teo YH, et al. ‘SGLT inhibitors on weight and body mass: A meta-analysis of 116 randomized-controlled trials.’ Obesity (Silver Spring). 2022;30(1):117-128.
・日本糖尿病学会「メトホルミンの適正使用に関するRecommendation」(2020年3月18日改訂).
・国立がん研究センター「糖尿病患者におけるがん罹患リスク」日本糖尿病学会・日本癌学会合同委員会報告(2013, 改訂版).
・五藤良将『血液と体の「あぶら」を落とすスープ』アスコム, 2024.
医療法人社団五良会 理事長 五藤良将
五良会クリニック白金高輪 院長 玉井博修
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