免疫抑制薬・抗がん剤・ステロイド治療中のインフルエンザ|ワクチンはいつ打つ?フルミストが使えない理由と家族の接種・予防投与を理事長 五藤良将が解説【2026/27 東京都注意報・白金高輪】|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の内科

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免疫抑制薬・抗がん剤・ステロイド治療中のインフルエンザ|ワクチンはいつ打つ?フルミストが使えない理由と家族の接種・予防投与を理事長 五藤良将が解説【2026/27 東京都注意報・白金高輪】|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の内科

免疫抑制薬・抗がん剤・ステロイド治療中のインフルエンザ|ワクチンはいつ打つ?フルミストが使えない理由と家族の接種・予防投与を理事長 五藤良将が解説【2026/27 東京都注意報・白金高輪】

免疫治療中のインフルエンザ対策

「関節リウマチでメトトレキサートを飲んでいる」「抗がん剤治療の途中」「ステロイドを長く使っている」――こうした免疫を抑える治療を受けている方やそのご家族から、「インフルエンザワクチンは打っていいのか」「いつ打てばいいのか」「子どものフルミストは大丈夫か」というご相談が増えています。2026/27シーズンの東京都は9月に注意報基準を超え、10月に入っても患者数が増え続けています。

結論から申し上げると、免疫抑制治療中の方は(1) 不活化の注射ワクチンを毎年接種する(経鼻ワクチン「フルミスト」は本人には使えない)、(2) ご家族も接種して家庭内に持ち込まない、(3) 発熱したら早めに受診し、がん治療中なら治療先の病院にもすぐ連絡するの3つが基本です。この記事では、治療の種類ごとの接種タイミング、フルミストが使えない理由とご家族の接種、かかったときと家族が発症したときの対応を、白金高輪(港区)の内科の立場から解説します。

五藤 良将

THIS ARTICLE IS WRITTEN AND SUPERVISED BY

医療法人社団 五良会 理事長 五藤 良将

日本抗加齢医学会専門医・日本糖尿病協会登録医・日本旅行医学会認定医
この記事は五藤良将が執筆・監修し、内容に責任を持っています。

🚨 【東京都】インフルエンザは流行注意報レベル、今シーズン初のA香港型も検出

東京都感染症情報センターによると、第40週(9月28日〜10月4日)の都内の定点当たり患者報告数は15.87人(前週9.51人)で、31保健所のうち29保健所が注意報基準(10.00人)を超え、町田市は警報基準(30.00人)を超えました。みなと保健所管内は12.22人です。10月15日更新(第41週まで)の集計では、学級閉鎖などの集団事例が累計1,092件(保育所441件・小学校412件・社会福祉施設70件・医療機関9件など)、臨時休業は571施設。検出ウイルスはA(H1N1)pdm09が52件で、今シーズン初めてA香港型(H3)が1件確認されました。
出典:東京都感染症情報センター「インフルエンザの流行状況」(2026年10月15日更新・第41週まで)、「東京都インフルエンザ情報」第5号(2026年10月9日発行・第40週)。2026年10月16日確認

📋 この記事の内容(クリックで該当箇所へ)

1. 結論:免疫抑制治療中のインフルエンザ対策は「3本柱」

免疫を抑える薬を使っていると、ワクチンの効果(抗体のつき方)は健康な方より弱まることがあります。それでも、米国感染症学会(IDSA)の指針や米国疾病予防管理センター(CDC)の推奨では、生後6か月以上の免疫不全の方には、不活化の注射ワクチンを毎年接種することがすすめられています。注射ワクチンはウイルスの増殖能力をなくした成分でできているため、免疫が弱っていてもワクチンでインフルエンザを発症することはありません。

一方で、ワクチンだけで完全に防げるわけではありません。ご家族の接種、かかったときの早めの受診、家族が発症したときの対応まで含めて準備しておくことが大切です。

✅ 免疫抑制治療中のインフルエンザ対策 3本柱
柱1:本人は注射ワクチン 毎年接種。可能なら免疫抑制治療を始める2週間以上前に。フルミストは使えません
柱2:家族ぐるみの対策 同居のご家族も接種。重い免疫不全の方と暮らすご家族は、注射ワクチンを選ぶと安心です
柱3:かかったときの備え 発熱したら早めに受診。がん治療中の発熱は、まず治療先の病院へ連絡。薬の休薬は自己判断しない

2. 「免疫が弱っている状態」にあたる治療・病気とは

ご自身が「免疫抑制状態」にあたるかどうかは、病名よりも使っている薬の種類と量で決まることが多くあります。代表的なものを表にまとめました。

区分 主な例 よくある病気
ステロイド(内服・注射) プレドニゾロンなど。CDCは1日20mg以上を14日以上を「高用量」の目安としています 膠原病、喘息の重い発作、腎臓病、皮膚病など
免疫抑制薬 メトトレキサート、タクロリムス、シクロスポリン、アザチオプリンなど 関節リウマチ、炎症性腸疾患、臓器移植後など
生物学的製剤・JAK阻害薬 TNF阻害薬、IL-6阻害薬、JAK阻害薬など 関節リウマチ、乾癬、潰瘍性大腸炎・クローン病など
B細胞を減らす薬 リツキシマブなどの抗CD20抗体 悪性リンパ腫、一部の膠原病・腎臓病など
抗がん剤(化学療法) 白血球(好中球)が下がる時期がある治療 各種のがん、血液のがん
移植後・病気そのもの 臓器移植・造血幹細胞移植後、HIV感染症、先天性免疫不全症など —

出典:CDC「Altered Immunocompetence」(General Best Practice Guidelines for Immunization)、Rubin LG, et al. 2013 IDSA Clinical Practice Guideline for Vaccination of the Immunocompromised Host. Clin Infect Dis. 2014;58(3):e44-e100.

吸入・塗り薬のステロイドは「免疫抑制状態」にはあたらないことがほとんど

喘息の吸入ステロイド、皮膚の塗り薬、関節内注射、少量・短期間(14日未満)の内服は、一般にワクチン接種の妨げになりません(CDC)。ただし、ご自身の治療がどちらにあたるか迷う場合は、お薬手帳をお持ちのうえご相談ください。

3. なぜ重症化しやすいのか|長引く・熱が出にくい・肺炎

免疫が抑えられていると、インフルエンザには次のような特徴が出やすくなります。

特徴 1 ウイルスが長く体に残る
重い免疫不全の方は、健康な方より長い期間ウイルスを排出することが知られています(CDC)。症状が長引いたり、ご家族にうつしやすい期間が長くなったりします。
特徴 2 熱が上がりにくいことがある
ステロイドなどで炎症が抑えられていると、高熱が出ずに「だるい」「咳だけ」で始まることがあります。体温だけで判断しないことが大切です。
特徴 3 肺炎や持病の悪化につながりやすい
ウイルス性肺炎や、細菌が重なって起こる二次性の肺炎、もともとの病気の悪化に注意が必要です。

抗がん剤治療中の発熱は「インフルエンザかどうか」より先に治療先へ連絡を

抗がん剤で白血球(好中球)が下がっている時期の発熱は、発熱性好中球減少症という、急いで抗菌薬治療が必要な状態の可能性があります。がん治療中の方が発熱したら、まず治療を受けている病院の連絡先(夜間・休日窓口を含む)に電話し、指示を受けてください。

4. ワクチンはいつ打つ?治療の種類ごとの接種タイミング

IDSAの指針では、不活化ワクチンは免疫抑制治療を始める2週間以上前に接種するのが望ましいとされています。ただし、すでに治療中の方も「治療中だから打てない」わけではありません。流行期に入っている今シーズンは、治療の予定と相談しながら早めに接種することをおすすめします。

状況 接種の考え方(目安)
これから免疫抑制治療を始める 可能なら開始の2週間以上前に注射ワクチンを接種(IDSA 2013)。
ステロイド・免疫抑制薬・生物学的製剤を継続中 治療を続けたまま接種できます。日本リウマチ学会の案内では、ステロイド(プレドニゾロン換算1日5mg以上)、免疫抑制薬、生物学的製剤、JAK阻害薬を使用中の方は優先して接種すべきとされています。
メトトレキサートを内服中 米国リウマチ学会(ACR)の2022年指針は、病状が許せば接種後2週間メトトレキサートを休むことを条件付きで推奨しています。休薬するかどうかは必ずリウマチの主治医と相談してください。
リツキシマブなど抗CD20抗体を使用 最終投与から6か月以内は抗体がつきにくいとされます(IDSA)。それでもACRは季節性インフルエンザワクチンの接種をすすめています。次回投与の予定とあわせて主治医とタイミングを決めましょう。
抗がん剤治療中 強い化学療法の最中は効果が出にくいため、治療のサイクルとの兼ね合いを主治医に確認してから接種日を決めます。
臓器移植・造血幹細胞移植の後 移植後の時期や拒絶反応の治療によって判断が変わるため、移植施設の指示に従ってください。

出典:Rubin LG, et al. Clin Infect Dis. 2014;58(3):e44-e100(IDSA 2013)、American College of Rheumatology「2022 Guideline for Vaccinations in Patients with Rheumatic and Musculoskeletal Diseases」(2022年8月)、獨協医科大学病院リウマチセンターだより第37号(2021年4月、日本リウマチ学会の案内を引用)、CDC「Prevention and Control of Seasonal Influenza with Vaccines」2025-26 Summary of Recommendations(MMWR 2025;74(32):500-507)。

⚠️ 免疫抑制薬を自己判断で止めないでください

ワクチンの効果を上げたいからといって、ステロイドや免疫抑制薬を自己判断で中断すると、もともとの病気が悪化したり、ステロイドの急な中止で体調を崩したりする危険があります。接種日や休薬の有無は、主治医の指示を優先してください。当院で接種する場合も、主治医からの指示内容をお知らせいただければ、それに合わせて日程を組みます。

5. フルミストが本人に使えない理由と、ご家族の接種

経鼻ワクチン「フルミスト点鼻液」は、弱めた生きたウイルスが鼻の粘膜で増えることで免疫をつくる「生ワクチン」です(対象は2歳以上19歳未満)。そのため電子添文(第6版、2026年8月改訂)では、明らかな免疫機能異常のある方・免疫抑制治療を受けている方は接種不適当者(禁忌)とされ、副腎皮質ホルモン剤(内服・注射)や免疫抑制剤との併用も禁忌です。長期・大量投与中や、投与を中止してから6か月以内の方は、ワクチンウイルスの感染が強まったり長引いたりするおそれがあると記載されています。

つまり、免疫抑制治療中のお子さん・10代の方には注射ワクチンを選びます。

ご家族(兄弟姉妹・お孫さん)はフルミストを使える?

健康なご家族は、原則として注射ワクチンでもフルミストでも接種できます。ただし、電子添文では接種後1〜2週間は、重度の免疫不全の方との密接な接触をできる限り避けるよう説明することになっています。米国CDCも、無菌室など特別な環境での管理が必要なほど免疫が低下した方(造血幹細胞移植の直後など)の同居家族・介護者にはフルミストを使わず、医療者がフルミストを接種した場合は7日間そうした方のケアを避けるよう求めています。

同居している方の状況 ご家族のワクチンの選び方(目安)
関節リウマチなどで内服治療中、外来で抗がん剤治療中など 注射ワクチン・フルミストのどちらも選べます。フルミストの場合は、接種後1〜2週間は顔を近づける・同じ食器を使うなどの密接な接触を控え、手洗いを徹底しましょう。
造血幹細胞移植の直後、無菌室管理が必要な治療中など重度の免疫不全 注射ワクチンを選ぶのが安心です。迷うときは、患者さんの主治医にご確認ください。

出典:フルミスト点鼻液 電子添文(2026年8月改訂 第6版、PMDA)、CDC 2025-26 Summary of Recommendations(MMWR 2025;74(32):500-507)、Rubin LG, et al. Clin Infect Dis. 2014(IDSA 2013)。

VACCINE & FLUMIST

ご本人は注射ワクチン、ご家族は注射かフルミスト。まとめてご相談ください

当院では、注射ワクチンと経鼻ワクチン「フルミスト点鼻液」(2歳以上19歳未満・1回)の両方を入荷しており、ご予約を受け付けています。免疫抑制治療中の方の接種では、お薬手帳と、主治医から接種時期・休薬について指示があればその内容をお持ちください。ご家族にどちらのワクチンが合うかもご相談いただけます。詳しくはフルミストのご案内をご覧ください。

6. かかったら|受診の目安・治療薬・薬の休み方

免疫抑制治療中の方は、インフルエンザが疑われたら「様子を見る」より早めの受診をおすすめします。抗インフルエンザ薬は発症から48時間以内に始めると効果が高いとされますが、CDCは、重症化しやすい方や入院が必要なほど重い方では、48時間を過ぎていても治療を検討するとしています。

STEP 1 がん治療中・移植後の方は、まず治療先の病院へ電話
発熱性好中球減少症など、急ぎの対応が必要な状態でないかを確認してもらいます。
STEP 2 近くの内科を受診するときは「治療中であること」を伝える
お薬手帳、最近の採血結果(白血球数など)があればお持ちください。熱が高くなくても、だるさ・咳・息苦しさがあれば受診の対象です。
STEP 3 治療薬は併用薬・腎機能をふまえて選ぶ
タミフル・ゾフルーザ・イナビル・リレンザ・ラピアクタの中から、飲み合わせや腎臓の働き、吸入ができるかどうかを見て医師が選びます(治療薬5種類の違い)。
STEP 4 免疫抑制薬・生物学的製剤を休むかは主治医に確認
感染症の間は一時的に休薬する薬もありますが、ステロイドのように急にやめると危険な薬もあります。自己判断せず、主治医の指示を受けてください。

すぐに受診・救急相談が必要なサイン

息苦しい・呼吸が速い、胸の痛み、唇の色が悪い、意識がもうろうとする、水分がとれず尿が出ない、いったん下がった熱が再び上がって咳や痰が増える(二次性の肺炎の可能性)――こうした症状があれば、時間外でも医療機関に連絡してください。合併症についてはインフルエンザの合併症の記事で詳しく解説しています。

CONSULTATION

治療中の方の発熱・咳・だるさは、早めにご相談ください

当院では、インフルエンザ・新型コロナの検査と治療薬の処方、ご家族が発症した場合の予防投与のご相談に対応しています。受診の際はお薬手帳と、あれば最近の採血結果をお持ちいただき、免疫を抑える治療中であることをお伝えください。発熱中の方は、ご来院前にお電話または当日WEB予約でお知らせください。

7. 家族が発症したら|予防投与の考え方

同居のご家族がインフルエンザと診断されたら、まずは部屋を分ける・マスク・手洗い・換気といった家庭内対策を徹底します。そのうえで、抗インフルエンザ薬を前もって飲んで発症を防ぐ「予防投与」を検討することがあります。

タミフルの電子添文では、予防投与の対象は原則として、患者さんの同居家族・共同生活者のうち(1) 65歳以上の方、(2) 慢性の呼吸器・心臓の病気がある方、(3) 糖尿病などの代謝性疾患がある方、(4) 腎機能障害がある方とされています。免疫抑制治療中であることは、この4区分にそのままの形では書かれていませんが、「原則として」とあるとおり、重症化のリスクを医師が判断して検討することになります。

予防投与を受けるときのポイント

✅ ご家族の発症(接触)からできるだけ早く、遅くとも48時間以内に始めるのが原則です
✅ 予防投与は健康保険の対象外(自費)です
✅ 予防投与をしても発症を完全に防げるわけではありません。発熱などが出たらすぐにご連絡ください
✅ 予防薬の種類や費用はインフルエンザ予防薬についてをご覧ください

8. 理事長コメント

💬 理事長 五藤良将より
「リウマチや炎症性腸疾患、がんの治療を受けている方ほど、『ワクチンを打ってかえって悪くならないか』と心配されます。けれども注射のインフルエンザワクチンは生きたウイルスを含まないため、免疫が弱っていてもワクチンでインフルエンザにかかることはありません。効果が弱まる可能性はあっても、重症化を防ぐ手段として毎年の接種と、ご家族そろっての接種が大切です。
当院は白金高輪駅から徒歩1分、血液内科を併設し、土日祝も診療しています。大学病院やがん専門病院に通院中の方も、主治医の指示に合わせてお近くで接種や発熱時の診療をお受けいただけます。治療中だからと遠慮せず、どうぞご相談ください。」

9. よくある質問(FAQ)

Q1. 免疫抑制薬やステロイドを飲んでいても、インフルエンザワクチンは打てますか?
A. はい、不活化の注射ワクチンは接種できます。IDSAやCDCは、生後6か月以上の免疫不全の方に毎年の接種をすすめています。効果が弱まる可能性はありますが、重症化を防ぐ意味があります。経鼻ワクチン(フルミスト)は免疫抑制治療中の方には使えません。
Q2. 免疫が弱っていると、ワクチンでインフルエンザになってしまいませんか?
A. 注射ワクチンは増殖する能力のないウイルス成分でできているため、ワクチンでインフルエンザを発症することはありません。接種部位の腫れや微熱などの反応が出ることはあります。
Q3. 関節リウマチでメトトレキサートを飲んでいます。接種の前後に薬を休むべきですか?
A. 米国リウマチ学会(2022年)は、病状が許せば接種後2週間メトトレキサートを休むことを条件付きで推奨しています。ただし病状によっては休薬しないほうがよい場合もあるため、必ずリウマチの主治医と相談して決めてください。自己判断での中断は避けましょう。
Q4. 抗がん剤治療中です。いつ打てばいいですか?
A. 可能なら治療開始の2週間以上前が望ましいとされますが、すでに治療中の方も接種できます。強い化学療法の最中は効果が出にくいため、治療のサイクルとの兼ね合いを主治医に確認してから接種日を決めてください。
Q5. 同居する祖母が抗がん剤治療中です。孫がフルミストを受けても大丈夫ですか?
A. 外来での治療中であれば、一般にご家族はフルミストも選べます。電子添文では、接種後1〜2週間は重度の免疫不全の方との密接な接触をできる限り避けるよう求めています。造血幹細胞移植の直後など、無菌室管理が必要なほど免疫が低下している場合は、ご家族は注射ワクチンを選ぶのが安心です。
Q6. 家族がインフルエンザになりました。免疫抑制治療中の私は予防薬をもらえますか?
A. 予防投与の対象は電子添文上「原則として」高齢者や持病のある方などとされており、免疫抑制治療中の方は医師が重症化リスクを判断して検討します。接触から48時間以内に始めるのが原則で、健康保険の対象外(自費)です。早めにご相談ください。
Q7. 大学病院に通院中ですが、ワクチンや発熱時の診療は白金高輪のクリニックで受けられますか?
A. はい。五良会クリニック白金高輪(港区高輪1丁目、白金高輪駅2番出口から徒歩1分)では、主治医の指示に合わせた注射ワクチンの接種、インフルエンザ・新型コロナの検査と治療、予防投与のご相談に対応しています。お薬手帳をお持ちください。土・日・祝も10:00〜15:00で診療しています(火曜休診)。
医療法人社団 五良会・正友会 理事長 五藤 良将

AUTHOR / SUPERVISOR

医療法人社団 五良会 理事長 五藤 良将(ごとう よしまさ)

  • 防衛医科大学校 医学部 卒業(27期)。防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院、自衛隊横須賀病院ほかで臨床経験を積む
  • 医療法人社団 五良会 理事長/医療法人社団 正友会 理事長/竹内内科小児科医院 院長
  • 日本内科学会 認定内科医/日本抗加齢医学会 専門医/日本糖尿病協会 登録医/日本旅行医学会 認定医
  • 日本温泉気候物理医学会 温泉療法専門医/日本医師会認定産業医/日本医師会認定健康スポーツ医/難病指定医
  • 所属学会:日本内科学会、日本糖尿病学会、日本アレルギー学会、日本東洋医学会、日本リウマチ学会、日本外来小児科学会、日本抗加齢医学会、日本睡眠学会、日本美容内科学会、日本旅行医学会 ほか
  • 著書『あぶら落とすスープ』(アスコム)。NHK・TBS・フジテレビ・日本テレビ・テレビ朝日などメディア出演多数

執筆・監修責任について

本記事は、五藤良将が公的機関の発表・国内外の診療ガイドライン・査読済み論文を確認したうえで執筆・監修しています。内容は公開時点の情報に基づくものであり、新しい知見やガイドラインの改訂があった場合は、こちらで記事を更新します。
本記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、個々の患者さんの診断・治療に代わるものではありません。症状や治療のご判断については、必ず医師にご相談ください。記載内容について気になる点がございましたら、五良会クリニック白金高輪(03-6432-5353)までお知らせください。

10. まとめ

📝 この記事のポイント
✅ 免疫抑制治療中でも不活化の注射ワクチンは毎年接種がすすめられ、ワクチンでインフルエンザになることはない
✅ 可能なら治療開始の2週間以上前に。治療中の接種時期・休薬は主治医と相談して決める
✅ フルミストは本人には使えない(電子添文で禁忌)。ご家族は原則選べるが、重度免疫不全の方と暮らす場合は注射が安心
✅ 熱が出にくいこともあるため、だるさ・咳でも早めに受診。がん治療中の発熱はまず治療先の病院へ
✅ 家族が発症したら、家庭内対策に加えて予防投与(自費)を早めに相談

11. 参考文献・出典

  1. 東京都感染症情報センター「インフルエンザの流行状況」(2026年10月15日更新・第41週まで) https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/flu/flu/
  2. 東京都感染症情報センター「東京都インフルエンザ情報」第5号(2026年10月9日発行・第40週)
  3. フルミスト点鼻液 電子添文(2026年8月改訂 第6版)。PMDA 医療用医薬品情報
  4. タミフル 電子添文(効能又は効果に関連する注意:予防投与の対象)。PMDA 医療用医薬品情報
  5. Rubin LG, Levin MJ, Ljungman P, et al. 2013 IDSA Clinical Practice Guideline for Vaccination of the Immunocompromised Host. Clin Infect Dis. 2014;58(3):e44-e100.
  6. Grohskopf LA, et al. Prevention and Control of Seasonal Influenza with Vaccines: Recommendations of the ACIP, United States, 2025-26 Influenza Season. MMWR. 2025;74(32):500-507.(CDC Summary of Recommendations)
  7. CDC. General Best Practice Guidelines for Immunization: Altered Immunocompetence.
  8. Bass AR, et al. 2022 American College of Rheumatology Guideline for Vaccinations in Patients With Rheumatic and Musculoskeletal Diseases.(2022年8月公表)
  9. 獨協医科大学病院リウマチセンター「リウマチセンターだより」第37号(2021年4月26日、日本リウマチ学会の案内を引用)
  10. CDC. Influenza Antiviral Medications: Summary for Clinicians.

🏥 白金高輪で診るという選択(当院が選ばれる理由)

大きな病院で治療を続けながら、ワクチンや発熱時の診療は身近な場所で受けたい――そうした方のために、白金高輪の当院では次のような体制を整えています。

理由① 血液内科を併設

血液内科の外来があり、白血球数などの血液検査の評価や、血液の病気で治療中の方のご相談にも対応しています。

理由② 注射ワクチンとフルミストの両方に対応

ご本人は注射ワクチン、ご家族は注射かフルミスト(2歳以上19歳未満・1回)を選べます。フルミストは入荷しており、ご予約を受け付けています。

理由③ 検査・治療薬・予防薬を院内で

インフルエンザ・新型コロナの検査に対応し、予防薬は院内処方でお渡ししています。

理由④ 専門医療機関との連携

入院や専門的な治療が必要と判断した場合は、専門の医療機関へご紹介します。通院先の主治医の指示に合わせた接種・診療を行います。

理由⑤ 土曜・日曜・祝日も診療

土・日・祝も10:00〜15:00で診療しています(火曜休診)。平日に通院先の病院へ行く方も、週末にワクチンを受けられます。

理由⑥ 白金高輪駅2番出口から徒歩1分

東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪駅」2番出口から徒歩1分、港区高輪のプレミストタワー白金高輪1Fです。体調がすぐれないときも移動の負担を抑えられます。

治療中の方のワクチン接種や体調のご相談は、お気軽にどうぞ。

ワクチンはWEB予約から。発熱や急な症状でお急ぎの方はお電話でご相談ください。

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診療時間 月 火 水 木 金 土 日・祝
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15:00
10:00
〜
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14:30〜19:00 ○ ○ ○ ○

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