インフルエンザの異常行動|子ども・10代はいつまで注意?タミフルとの関係、転落を防ぐ見守り方と「脳症」との見分け方を理事長 五藤良将が解説【2026年 東京都注意報・白金高輪】|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の内科

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インフルエンザの異常行動|子ども・10代はいつまで注意?タミフルとの関係、転落を防ぐ見守り方と「脳症」との見分け方を理事長 五藤良将が解説【2026年 東京都注意報・白金高輪】|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の内科

インフルエンザの異常行動|子ども・10代はいつまで注意?タミフルとの関係、転落を防ぐ見守り方と「脳症」との見分け方を理事長 五藤良将が解説【2026年 東京都注意報・白金高輪】


「夜中に急に起き上がって、部屋から出て行こうとした」「意味の分からないことを言って泣き出した」「タミフルを飲ませても大丈夫?」――インフルエンザの流行注意報レベルが続く東京都で、お子さんを看病されているご家族からこうしたご相談をいただくことが増えています。結論からお伝えすると、インフルエンザにかかったときの異常行動は、治療薬を飲んでいても飲んでいなくても起こりうるもので、就学以降のお子さん・10代の未成年者に多く、発熱から2日以内に多く報告されています。そのため厚生労働省は、薬の服用の有無や種類にかかわらず、発熱から少なくとも2日間は、就寝中も含めてお子さんを一人にしないよう呼びかけています。

この記事では、異常行動の具体例、起こりやすい年齢と時期、タミフルなど治療薬との関係、ご家庭でできる転落・飛び出し事故の防ぎ方、そしてすぐに救急受診すべき「インフルエンザ脳症」のサインを、白金高輪・港区で内科・小児の診療を行う理事長 五藤良将が解説します。

五藤 良将

THIS ARTICLE IS WRITTEN AND SUPERVISED BY

医療法人社団 五良会 理事長 五藤 良将

日本抗加齢医学会専門医・日本糖尿病協会登録医・日本旅行医学会認定医
この記事は五藤良将が執筆・監修し、内容に責任を持っています。

🚨 【東京都】インフルエンザは流行注意報レベルが継続中(2026年10月12日確認)

東京都感染症情報センターによると、第40週(9月28日〜10月4日)の都内の定点当たり患者報告数は15.87人(前週9.51人)で、流行注意報基準(10.00人)を上回っています。31保健所中29保健所で注意報基準を超え、町田市保健所では警報基準(30.00人)を超えました。当院のある港区(みなと保健所管内)は12.22人です。今シーズンに検出されたウイルスは37件すべてA(H1N1)pdm09、インフルエンザ様疾患の集団事例は累計871件(うち保育所338件・小学校334件)、学校等の臨時休業は累計468施設と、子どもの集団での広がりが目立ちます(速報値)。
出典:東京都感染症情報センター「インフルエンザの流行状況(東京都 2026-2027年シーズン)」(2026年10月8日更新・第40週まで)、「東京都インフルエンザ情報」第5号(2026年10月9日発行)

1. 結論:異常行動は「薬を飲まなくても」起こりうる

インフルエンザにかかったお子さんが、突然走り出したり、窓から飛び出そうとしたりする「異常行動」は、以前は「タミフルの副作用ではないか」と大きく報道されました。しかしその後の国の調査・審議会での評価を経て、現在はインフルエンザという病気そのものに伴って起こりうるものと考えられています。

🔬 国の評価(厚生労働省 安全対策調査会)
▶ インフルエンザにかかったときは、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず、異常行動への注意喚起を徹底することが適当
▶ 異常行動は就学以降の小児・未成年者に多く、男性に多いが女性にもみられる
▶ 発熱から2日以内に多く現れる
出典:厚生労働省 医薬・生活衛生局 医薬安全対策課長通知「抗インフルエンザウイルス薬の使用上の注意に関する注意喚起の徹底について」(2018年11月26日)、厚生労働省・抗インフルエンザウイルス薬の注意喚起資材(2018年8月)

大切なのは「薬を飲ませるか・飲ませないか」ではなく、インフルエンザと診断されたら、最初の2日間は目を離さないことです。多くの異常行動は一時的なものですが、マンションの高層階からの転落など、命に関わる事故につながることがあるため、事前の備えが重要です。

2. どんな行動が起こる?具体例

厚生労働省の注意喚起資材では、実際に報告された異常行動の例として、次のようなものが挙げられています。眠っていたお子さんが急に起き上がって行動するケースも多く、夜間や明け方こそ注意が必要です。

報告されている異常行動の例

▶ 突然立ち上がって、部屋から出ようとする
▶ 興奮して窓を開け、ベランダに出て飛び降りようとする
▶ 「誰かに襲われる」ような感覚になり、外に走り出す
▶ 突然笑い出し、階段を駆け上がろうとする
▶ 外を歩いているのに、話しかけても反応しない
▶ 意味の分からないことを言いながら、泣いて部屋の中を動き回る
出典:厚生労働省・抗インフルエンザウイルス薬の注意喚起資材(2018年8月)

このほか、「虫が見える」「壁の模様が動く」などのうわごと(幻覚)や、おびえて家族の顔が分からない様子を見て驚かれるご家族もいます。高い熱のときに一時的にみられる熱せん妄と呼ばれる状態も含まれます。

3. 起こりやすい年齢・時期は?

項目 わかっていること
年齢 就学以降の小児・未成年者に多い。国の研究班の調査(2013/14シーズン)では、重度の異常行動の報告は9歳が最も多い年齢でした
性別 男性に多い(同調査で男性68%・女性32%)が、女性にもみられる
時期 発熱から2日以内に多い。そのため見守りの目安は「発熱から少なくとも2日間」
場面 就寝中から急に起き上がるケースがあるため、就寝中も含めて一人にしないことが原則

出典:厚生労働科学研究「インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動に関する研究」(平成26年度、研究代表者 岡部信彦)、厚生労働省・抗インフルエンザウイルス薬の注意喚起資材(2018年8月)、福岡県「インフルエンザ(2026-2027シーズン)」(厚生労働省の注意喚起に基づく)

「うちの子はもう中学生だから大丈夫」と思われがちですが、10代は体が大きく力も強いため、いったん走り出すと家族が止めにくいという特徴があります。また、高齢の方でも高熱でせん妄(一時的な混乱)を起こすことがあり、ご家族の見守りが役立ちます。インフルエンザの日ごとの経過については症状の経過の記事で解説しています。

4. タミフルとの関係は?10代の使用制限が解除された理由

2007年、タミフル(一般名オセルタミビル)を服用した中学生の転落事故が報道されたことをきっかけに、10歳代の患者さんへのタミフルの使用は「原則として差し控える」こととされました。その後、国は毎シーズン異常行動の報告を集めて評価を続けてきました。

2007年 10歳代へのタミフル使用を原則差し控え
転落事故の報道を受けた安全対策として開始。
調査 薬を使っていない人にも異常行動
研究班の解析では、最も重度の異常行動を起こした例のうち、主な5つの薬(タミフル・リレンザ・ラピアクタ・イナビル・解熱剤のアセトアミノフェン)をいずれも使っていなかった例が、2012/13〜2014/15シーズンで117例中25例、2015/16シーズンで35例中6例ありました。異常行動の発症と使用薬剤との特定の関連があるとは言えないと結論づけられています。
2018年 10代の原則差し控えを解除
2018年5月の安全対策調査会で「必要性に乏しく、他の抗インフルエンザ薬と同様の注意喚起に揃えるべき」とされ、日本小児科学会も賛同。同年8月に添付文書が改訂され、すべての抗インフルエンザ薬で「服用の有無・種類にかかわらず異常行動に注意」という形に統一されました。

出典:中村裕樹、大日康史、岡部信彦ほか「インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動発症例における使用薬剤の組み合わせが不明であった症例の検討」厚生の指標 2018;65(1):21-24、日本小児科学会「見解」(2018年6月10日、平成30年5月16日 安全対策調査会資料)、厚生労働省 医薬安全対策課長通知(2018年11月26日)

⚠️ 「薬を飲ませなければ安全」ではありません

異常行動を心配して、医師が必要と判断した治療薬を自己判断でやめてしまうと、治療の機会を逃すことにもなります。どの薬を選んでも、選ばなくても、見守りの対策は同じです。薬の選び方に不安がある場合は、診察時に遠慮なくご相談ください。治療薬5種類の違いは治療薬の比較記事で解説しています。

5. ご家庭でできる転落・飛び出し事故の防ぎ方

厚生労働省は、お子さん・未成年者がインフルエンザと診断され自宅で療養する場合、発熱から少なくとも2日間は、保護者等が就寝中を含めて一人にしないことを原則とするよう呼びかけています。そのうえで、具体的な事故防止策として次の点を挙げています。港区など都心部ではマンションの上の階にお住まいのご家庭も多いため、特に窓とベランダの対策が大切です。

対策 1 玄関とすべての部屋の窓を確実に施錠する
内鍵、チェーンロック、補助鍵がある場合は、それらも使いましょう。
対策 2 ベランダに面していない部屋で寝かせる
ベランダに出られる掃き出し窓のない部屋を選びます。
対策 3 窓に格子のある部屋で寝かせる
格子がない場合は、窓の前に家具を置かない(足場にしない)ことも意識しましょう。
対策 4 一戸建ての場合は、できる限り1階で寝かせる
階段からの転落を防ぐ意味もあります。
対策 5 同じ部屋で家族が一緒に休む
就寝中も気づけるよう、看病する方がそばで休むと安心です。看病する方はマスクと手洗いで、ご自身への感染にも注意してください。

出典:対策1〜4は厚生労働省・抗インフルエンザウイルス薬の注意喚起資材(2018年8月)、福岡県「インフルエンザ(2026-2027シーズン)」(厚生労働省の注意喚起に基づく)。対策5は当院からのご提案です。

異常行動が起きてしまったら

慌てて大きな声で叱ったり、力ずくで押さえつけたりすると、かえって興奮させてしまうことがあります。まず窓や玄関から遠ざけて安全を確保し、落ち着いた声で名前を呼びかけましょう。いつ・どのくらいの時間・どんな様子だったかをメモ(可能なら動画)しておくと、受診時の判断に役立ちます。看病中の家庭内感染対策は家族がインフルエンザになったときの記事をご覧ください。

6. 「インフルエンザ脳症」との見分け方と救急受診のサイン

異常行動の多くは一時的で、熱が下がるとともに落ち着きます。一方で、まれにインフルエンザ脳症(ウイルス感染をきっかけに脳がむくみ、意識障害などを起こす重い合併症)の始まりとして、おかしな言動がみられることがあります。日本小児神経学会の「小児急性脳症診療ガイドライン2023」でも、急性脳症の中心となる症状は意識障害とされています。

ご家庭で見分けるポイントは、「言動のおかしさが短時間でおさまり、呼びかけに普段どおり反応できるか」です。次のような場合は、異常行動ではなく脳症などの可能性を考え、ためらわずに救急車(119番)を呼んでください。

様子 一時的な異常行動・熱せん妄で多い経過 脳症などを疑い、救急受診を
持続時間 短時間でおさまる おかしな言動が長く続く・何度も繰り返す
呼びかけへの反応 おさまった後は、名前を呼ぶと普段どおり答えられる 呼びかけや刺激に反応しにくい、ぼんやりして眠り続ける
けいれん なし けいれんがある(特に長く続く・繰り返す)
その他 水分がとれ、会話ができる 嘔吐を繰り返す、手足が動かしにくい、顔色が悪く呼吸が苦しそう

出典:日本小児神経学会 監修・編集「小児急性脳症診療ガイドライン2023」(診断と治療社、2023年1月)。表はご家庭で判断するための一般的な目安として当院でまとめたもので、診断基準ではありません。判断に迷う場合は救急相談をご利用ください。

救急車を呼ぶか迷うときは、東京消防庁救急相談センター「#7119」で相談することもできます。肺炎・心筋炎などを含めたインフルエンザの合併症全体については合併症の記事で詳しく解説しています。

FEVER CONSULTATION

発熱した、検査を受けたい、薬について相談したいときは

当院ではインフルエンザ・新型コロナの検査と治療薬の処方に対応し、ご家庭での見守り方や、異常行動が心配なときの薬の選び方もあわせてご説明しています。土曜・日曜・祝日も10:00〜15:00で診療しています(火曜休診)。意識がおかしい・けいれんがあるなど緊急性が高い場合は、受診予約ではなく119番を優先してください。

7. かからないための備え|ワクチンとフルミスト

異常行動への一番の備えは、そもそもインフルエンザにかかりにくくすること、かかっても重くしないことです。今シーズンの東京都では、保育所・小学校での集団事例が多く報告されています。異常行動が多い小学生〜10代のお子さんには、ワクチン接種をご検討ください。

項目 注射型ワクチン(3価) 経鼻ワクチン「フルミスト点鼻液」(3価)
対象 生後6か月以上(大人も) 2歳以上19歳未満
回数・方法 13歳以上は原則1回、13歳未満は2回の皮下注射 1回0.2mL、左右の鼻に0.1mLずつ噴霧(注射なし)
接種できない主な方 明らかな発熱がある方、ワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方など 明らかな発熱がある方、妊娠中の方、免疫機能に異常がある方・免疫を抑える治療を受けている方、成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方など(弱毒生ワクチンのため)
治療薬との関係 特記なし タミフルなど抗インフルエンザ薬を使っている時期は効果が得られないおそれ(併用注意)。服用中・服用後の接種時期はご相談ください

出典:フルミスト点鼻液 電子添文(2026年8月改訂 第6版、PMDA 医療用医薬品情報)、厚生労働省「インフルエンザワクチン(季節性)」

VACCINE & FLUMIST

お子さんのインフルエンザ予防に、注射のいらないフルミストも選べます

当院では、経鼻インフルエンザワクチン「フルミスト点鼻液」(2歳以上19歳未満・1回)を入荷しており、ご予約を受け付けています。注射が苦手なお子さんや、受験を控えた中高生の方もご相談ください。保護者の方の注射型ワクチンと同じ日の接種もご相談ください。詳しくはフルミストのご案内をご覧ください。

8. 理事長コメント

💬 理事長 五藤良将より
「高熱のお子さんが突然おかしなことを言い出すと、ご家族は本当に驚かれると思います。ただ、異常行動の多くは一時的なもので、最初の2日間に目を離さず、窓と玄関の鍵をかけておくだけで、重大な事故の多くは防ぐことができます。薬を飲ませたかどうかで自分を責める必要もありません。
一方で、呼びかけに反応しない、けいれんがある、といった様子は脳症のサインかもしれません。そのときは迷わず119番を。白金高輪駅から徒歩1分の当院では、土日祝も発熱のご相談とフルミストを含むワクチン接種に対応しています。看病する保護者の方の体調も含めて、ご家族まるごとご相談ください。」

9. よくある質問(FAQ)

Q. インフルエンザの異常行動は、いつまで注意すればよいですか?
A. 異常行動は発熱から2日以内に多く報告されているため、厚生労働省は発熱から少なくとも2日間は、就寝中も含めてお子さん・未成年者を一人にしないよう呼びかけています。2日を過ぎても高い熱が続く場合や、様子がおかしい場合は、引き続き見守りを続けてください。
Q. タミフルを飲むと異常行動が起きるのですか?
A. 異常行動は、タミフルを含む抗インフルエンザ薬を服用していない場合にも報告されており、国の研究班の解析では、異常行動の発症と使用薬剤との特定の関連があるとは言えないとされています。2018年8月には10歳代へのタミフルの原則使用差し控えが解除され、現在は服用の有無・種類にかかわらず同じように注意することとされています。
Q. 何歳くらいの子どもに多いですか?大人でも起こりますか?
A. 就学以降の小児・未成年者に多く、国の研究班の調査では9歳が最も多い年齢でした。男性に多いものの女性にもみられます。大人でも、高齢の方などで高熱に伴う一時的な混乱(せん妄)がみられることがあるため、様子がいつもと違うときはご家族が付き添ってください。
Q. 夜中に子どもがうわごとを言い出しました。救急車を呼ぶべきですか?
A. まず窓や玄関から遠ざけて安全を確保し、名前を呼びかけてください。短時間でおさまり、普段どおり受け答えができるなら、そばで見守りながら翌日受診で構いません。呼びかけに反応しにくい、けいれんがある、おかしな言動が長く続く・繰り返す場合は、インフルエンザ脳症などの可能性があるため119番を。迷うときは東京消防庁救急相談センター「#7119」に相談できます。
Q. マンションに住んでいます。どんな対策をすればよいですか?
A. 厚生労働省は、玄関とすべての窓を確実に施錠する(内鍵・チェーンロック・補助鍵も)、ベランダに面していない部屋で寝かせる、窓に格子のある部屋で寝かせることを勧めています。窓の前に踏み台になる家具を置かないこと、看病する方が同じ部屋で休むことも役立ちます。
Q. 解熱剤を使えば異常行動を防げますか?
A. 解熱剤で異常行動を防げるという根拠はありません。国の研究班の解析では、解熱剤のアセトアミノフェンを使っていた例でも異常行動が報告されています。解熱剤はつらさを和らげるために使い、見守りの対策は解熱剤の有無にかかわらず続けてください。お子さんに使える解熱剤については解熱剤の記事で解説しています。
Q. 白金高輪・港区で、子どものインフルエンザ検査やフルミストの接種ができるクリニックはありますか?
A. 五良会クリニック白金高輪は、東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪駅」2番出口から徒歩1分です。インフルエンザ・新型コロナの検査と治療薬の処方、注射型ワクチンと経鼻ワクチン「フルミスト点鼻液」(2歳以上19歳未満)の接種に対応しています。土曜・日曜・祝日も10:00〜15:00で診療しています(火曜休診)。
医療法人社団 五良会・正友会 理事長 五藤 良将

AUTHOR / SUPERVISOR

医療法人社団 五良会 理事長 五藤 良将(ごとう よしまさ)

  • 防衛医科大学校 医学部 卒業(27期)。防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院、自衛隊横須賀病院ほかで臨床経験を積む
  • 医療法人社団 五良会 理事長/医療法人社団 正友会 理事長/竹内内科小児科医院 院長
  • 日本内科学会 認定内科医/日本抗加齢医学会 専門医/日本糖尿病協会 登録医/日本旅行医学会 認定医
  • 日本温泉気候物理医学会 温泉療法専門医/日本医師会認定産業医/日本医師会認定健康スポーツ医/難病指定医
  • 所属学会:日本内科学会、日本糖尿病学会、日本アレルギー学会、日本東洋医学会、日本リウマチ学会、日本外来小児科学会、日本抗加齢医学会、日本睡眠学会、日本美容内科学会、日本旅行医学会 ほか
  • 著書『あぶら落とすスープ』(アスコム)。NHK・TBS・フジテレビ・日本テレビ・テレビ朝日などメディア出演多数

執筆・監修責任について

本記事は、五藤良将が公的機関の発表・国内外の診療ガイドライン・査読済み論文を確認したうえで執筆・監修しています。内容は公開時点の情報に基づくものであり、新しい知見やガイドラインの改訂があった場合は、こちらで記事を更新します。
本記事は一般的な医学情報の提供を目的としており、個々の患者さんの診断・治療に代わるものではありません。症状や治療のご判断については、必ず医師にご相談ください。記載内容について気になる点がございましたら、五良会クリニック白金高輪(03-6432-5353)までお知らせください。

10. まとめ

📝 この記事のポイント
✅ インフルエンザの異常行動は、治療薬の服用の有無・種類にかかわらず起こりうる
✅ 就学以降の小児・未成年者に多く、発熱から2日以内に多い。男性に多いが女性にもみられる
✅ 発熱から少なくとも2日間は、就寝中も含めて一人にしないのが原則
✅ 玄関・窓の施錠、ベランダに面していない部屋・格子のある部屋で寝かせる、一戸建ては1階で
✅ 10代へのタミフルの原則使用差し控えは2018年に解除。薬を自己判断でやめる必要はありません
✅ 呼びかけに反応しにくい・けいれん・長く続く異常な言動は脳症のサインの可能性、119番を
✅ 東京都は流行注意報レベルが継続(第40週 定点当たり15.87人)。お子さんの予防にはフルミストも選べます

11. 参考文献・出典

  1. 東京都感染症情報センター「インフルエンザの流行状況(東京都 2026-2027年シーズン)」(2026年10月8日更新・第40週まで、2026年10月12日確認)
  2. 東京都感染症情報センター「東京都インフルエンザ情報」第5号(2026年10月9日発行・第40週分)
  3. 厚生労働省 医薬・生活衛生局 医薬安全対策課長通知「抗インフルエンザウイルス薬の使用上の注意に関する注意喚起の徹底について」(2018年11月26日)
  4. 厚生労働省・抗インフルエンザウイルス薬の異常行動に関する注意喚起資材(2018年8月)
  5. 日本小児科学会「見解」(2018年6月10日、薬事・食品衛生審議会 医薬品等安全対策部会 安全対策調査会〔2018年5月16日〕の意見に関するもの)
  6. 中村裕樹、大日康史、菅原民枝、谷口清州、宮崎千明、桃井眞里子、岡部信彦「インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動発症例における使用薬剤の組み合わせが不明であった症例の検討」厚生の指標 2018;65(1):21-24.
  7. 厚生労働科学研究「インフルエンザ様疾患罹患時の異常行動に関する研究」平成26年度(研究代表者 岡部信彦)
  8. 福岡県「インフルエンザ(2026-2027シーズン)」(異常行動の注意喚起)
  9. 日本小児神経学会 監修・編集「小児急性脳症診療ガイドライン2023」診断と治療社、2023年1月
  10. フルミスト点鼻液 電子添文(2026年8月改訂 第6版、PMDA 医療用医薬品情報)
  11. 厚生労働省「インフルエンザワクチン(季節性)」(予防接種情報)

🏥 白金高輪で診るという選択(当院が選ばれる理由)

インフルエンザの異常行動への備えは、早めの診断と、ご家庭での見守り方を知っておくことから始まります。白金高輪の当院では、検査・治療からワクチンまで、ご家族の状況に合わせてご相談をお受けしています。

理由① インフルエンザ・新型コロナの検査と治療薬の処方に対応

発熱時の検査から抗インフルエンザ薬の処方まで対応し、薬の選び方やご家庭での見守り方もあわせてご説明しています。

理由② 経鼻ワクチン「フルミスト」と注射型ワクチンの両方に対応

2歳以上19歳未満のお子さんは注射のいらないフルミスト、保護者の方は注射型ワクチンと、ご家族それぞれに合わせて接種できます。

理由③ 内科・小児の診療を同じクリニックで

お子さんと保護者の方が同時に体調を崩したときも、同じ内科でまとめてご相談いただけます。

理由④ 持病のある方の体調管理も

日本糖尿病協会登録医の理事長が糖尿病内科を担当しています。看病するご家族に持病がある場合のワクチンや体調管理もご相談ください。

理由⑤ 土曜・日曜・祝日も診療、白金高輪駅2番出口から徒歩1分

土・日・祝も10:00〜15:00で診療しています(火曜休診)。東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪駅」2番出口から徒歩1分、プレミストタワー白金高輪1Fです。

発熱時の受診、フルミスト・ワクチンのご予約は、お気軽にご相談ください。

ワクチンはWEB予約から。発熱などお急ぎの方はお電話でご相談ください。

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